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二児の父、コリン・ファレル 『ダンボ』で再認識した父親としての在り方

映画

 「感覚的には50%がアニメのリメイクで、残り50%は新しい作品というイメージだった」と語ったファレル。続けて「特殊な象であるために、馬鹿にされたりするなか、ユニークな力のおかげでみんなが一つになるという骨格はオリジナルから引き継いでいるけれど、そこから先は新しいストーリーが展開する。だから、多くの人から愛され続けている作品ということで、緊張することもなかった」と作品に臨むうえでのスタンスを明かす。


『ダンボ』場面写真より (C)2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved

 実写ならではの“新しい部分”として、プロデューサーのカッテルリ・フラウエンフェルダーは、オリジナルのダンボと母親との感動的なストーリーを活かしつつ、人間の家族のドラマも色濃く描いていると語っている。その通り、ファレルが演じるホルト家を含めた“家族の再生”も作品の大きなテーマの一つだ。

 劇中では、兵役で家族の元を離れている間に、最愛の妻を亡くし、複雑な感情を抱えた子どもたちと“家族を再生”していく父親を演じたファレル。プライベートでも二児の父親であるが「この映画では、親というものは、子どもの人生を導き、規律を教えなければいけない存在ではあるが、親として全て完ぺきである必要はないということを教えてくれる。そして、ホルトという役を通じて、子育てにおいて、親は子どもたちがしっかりと自分の道を切り開いていけると信頼して、手を放すことも必要なんだということを再認識させられました」と親としての在り方を語ってくれた。(取材・文:磯部正和)

 映画『ダンボ』は全国公開中。

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