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三吉彩花「私なんて…」と悩んだ過去 ポジティブに変わった20歳の転機

映画

三吉彩花
三吉彩花 クランクイン!

 矢口史靖が監督・脚本を手がけたコメディ・ミュージカル映画『ダンスウィズミー』で、女優の三吉彩花が歌やダンス、アクションにもチャレンジ。ヒロインの“自分探しの物語”を生き生きと体現している。7歳でモデルデビューし、キャリアを重ねてきた彼女だが「私なんて…」とネガティブに悩んだ時期もあるという。転機は、20歳のときに訪れたある出来事。本作で得たかけがえのない経験とともに、マインドが変わったきっかけや、今、女優業に感じている醍醐味(だいごみ)を語った。

【写真】クールな表情を見せる三吉彩花 スタイル抜群の全身ショットも

■くじけそうになった過酷な日々


 本作の主人公は、ミュージカルが苦手な女性・静香(三吉)。「音楽を聞くといつでもどこでも歌って踊らずにはいられない」という催眠術にかかってしまった静香が、その術を解こうとする道のりにおいて自分とも向き合っていく姿を描く。三吉は日本中のオーディションを経て、ヒロインの座を獲得。合格の報せを受けたときは「驚きと、これから待ち受けている数々の試練への不安が大きかった」と喜び以上に大きなプレッシャーがのしかかったという。

 すべてのミュージカルシーンを吹き替えなしで行うため、三吉には厳しい特訓が課せられた。撮影2ヵ月前からレッスンが始まり、想像以上の過酷さに「何度もくじけそうになった」と告白する。

 「歌もダンスも幅広いジャンルにまたがっていて。自分が思っていた以上に精神と体力が追いついていかなくて、最初は本当にしんどかったです。『歌もダンスも私以上にうまい人がいたんじゃないか』とも思いましたし、『日本でミュージカルを作ろう』という周囲の期待も大きくて」とまさに極限状態。その不安を払拭してくれたのは、驚くほど気の合った共演者陣の存在で「最初は1人でレッスンしていたんですが、途中からやしろ優ちゃんとchayちゃんが参加して。一緒に歌うシーンもすごく楽しくて、『ひとりじゃない、大丈夫だ』と思えるようになりました。2人からはものすごく力をもらいました」と感謝の思いがあふれ出す。

三吉彩花、歌い、踊る! (C)2019「ダンスウィズミー」製作委員会
 数あるミュージカルシーンの中でも、「狙いうち」を歌いながら、レストランで大騒動を巻き起こすシーンは三吉の躍動に目を奪われる。テーブルクロス引きや、シャンデリアにぶら下がっての空中ブランコまでやってのけた。

 「事前にたくさん練習を重ねたシーンです。シャンデリアにぶら下がると、思っていたより高くて! 本作では今までにないことをたくさん経験させてもらいました」とニッコリ。「ミュージカルということ自体、自分にとっては新境地。こんなに事前に準備が必要だった作品も初めてですし、監督、スタッフさん、キャストの方も一緒になって助け合いながら作り上げた実感があります。これからもこういった出会いの大切さを感じる作品に出られたらいいなと思いました。静香の成長物語に寄り添うことで、自分自身、精神も肉体も成長させてもらったように思います」と充実感をにじませ、「くじけないで頑張って本当によかった」と輝くような笑顔を見せる。

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