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『アナと雪の女王2』主題歌は“レリゴー”より野心的 作曲家が明かす思いとは

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ロバート・ロペス

クリステン・アンダーソン=ロペス

 今回、エルサが歌う「イン・トゥ・ジ・アンノウン」は、終盤に盛り上がりを見せる「レリゴー」とは真逆。冒頭から一気にテンションを上げる構成となっているが、作曲を手がけたロバートは、「あくまでも内容に即したもので、前曲を意識して対比構造にしたわけではない」と強調する。「歌のシチュエーションとしては、夜中、ベッドで寝ていたエルサが、何か不思議な声を耳にし、やがてそれが“運命の声”だと気付くシーン。どこか謎めいた感じを出しつつも、冒頭から観客の心をつかみたい! という野心があった」と意図を語る。

映画『アナと雪の女王2』より「イントゥ・ジ・アンノウン」MV


 また、同曲には、“1歩踏み出す勇気”を後押ししてくれる言葉が随所にちりばめられているが、作詞を担当したクリステンは、「最近の子どもたちって、スマホばかりいじっているでしょ?(笑) どうしても自分の居心地がいいところにとどまるというか、あまり変化を望まないところがあると思うの。だから、心地よい場所からあえて飛び出して、何かにチャレンジすることで、いろんなことが学べ、成長できることを、歌詞を通して感じてほしいと思ったの」と、母親目線で願いを込めた。

 今回もイディナの伸びやかな高音が生かされたスケールの大きな楽曲となっているが、前作同様、日本語吹き替えを担当した松たか子(エルサ)と神田沙也加(アナ)の歌声にも感銘を受けたというロペス夫妻。

(C)2019 Disney.All Rights Reserved.
 クリステンは、「2人ともエモーショナルな表現が素晴らしいわ。イディナのために用意された高音部分も、ものすごくパワフルだったけれど、その一方で、どこか日本的な味わいもある。そこがまた魅力的ね」とで手放しで絶賛。ロバートも、「日本語の訳詞の意味が全くわからなくても、世界中の人々に伝わる歌声だね。ディズニーのキャスティングにも感服するよ」と笑顔を見せていた。(取材・文・写真:坂田正樹)

 映画『アナと雪の女王2』は公開中。

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