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桜田ひより17歳、“反抗期”から女優としての成長

映画

映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』桜田ひよりインタビュー
映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』桜田ひよりインタビュー クランクイン!

 幼少期より活動し、昨年からは雑誌「Seventeen」の専属モデルとしても活躍中の女優・桜田ひよりが、山田洋次監督のシリーズ第50作となる『男はつらいよ お帰り 寅さん』に出演。渥美清演じる車寅次郎の甥っ子・満男(吉岡秀隆)の一人娘、ユリを演じている。何の作品か知らずに参加したというオーディションの裏話から、現場エピソード、さらには家族の物語に絡め、数年前まで反抗期だったという自身について語った。

【写真】透明感あふれる「桜田ひより」撮り下ろしインタビューカット集

 本作で、桜田演じる中学3年生の娘・ユリは、父である小説家の満男と2人暮らし。満男は、最新著書の評判は良いが、次回作の執筆にはいまいち乗り気になれないモヤモヤした日々を送っていた。そんな時、妻の七回忌の法要で柴又の実家を訪れた満男は、毋・さくら、父・博たちと昔話に花を咲かす。いつも自分の味方でいてくれた伯父・寅次郎との、騒々しくて楽しかった日々を思い出し、“寅さん”への思いが、蘇る-。

 映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』より (C)2019松竹株式会社
 オーディション時は、何の映画か伏せられていたため、『男はつらいよ』の新作だとは想像していなかったという桜田。

 「山田洋次監督の新作映画ということでのオーディションでした。受かってから、『男はつらいよ』の新作だと聞いて、『えー!』とビックリしましたが、プレッシャーよりは楽しんで参加しようという気持ちのほうが大きかったです。おばあちゃんに報告したら、すごく喜んでくれてうれしかったです」と笑顔で振り返る。

 とはいえ撮影当初は緊張したという桜田だが、本編では「くるまや」の空間にすっかりなじんだ姿を見せている。


 「山田監督は優しく寄り添ってくださいましたし、キャストの方々も温かく迎えてくださって、撮影の合間に、みんなでお話をしたり、お昼ごはんを食べたりと、コミュニケーションを取らせていただきました。ユリは“おばあちゃん子”なので、さくら役の倍賞千恵子さんとは、特に一緒にいさせていただいて、クランクアップの日には、倍賞さんから『似合うと思うから、どうぞ、もらって』とスカーフをいただきました!」とにっこり。

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