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欅坂46キャプテン・菅井友香、グループの変化は「マイナスなことばかりじゃない」

エンタメ

欅坂46・菅井友香
欅坂46・菅井友香 クランクイン!

 学生運動の混乱を描いた、没後10年となる劇作家・つかこうへいの名作として知られる舞台『飛龍伝2020』。本作で、全共闘の学生たち40万人を率いる主人公・神林美智子を演じるのが欅坂46でキャプテンを務める菅井友香だ。グループをまとめる立場と共通する役柄に「周囲のみんなを守りたい気持ちは共感できます」と語った彼女に、舞台初主演作へ懸ける思いや、グループに対する胸中を打ち明けてもらった。

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■ラブシーンは「独特の緊張感」


 菅井演じる美智子は、四国・高松から上京して進学したのち、全共闘作戦参謀の桂木純一郎(味方良介)に恋焦がれて、いつしか全共闘の委員長にまつり上げられるという数奇な運命をたどった女性。さまざまな人々を導く役割はどこか、グループのキャプテンである彼女と重なるが、演じる上では「自分にないものを美智子から吸収したい」と貪欲さを見せる。

 「私たちは26人で、美智子は40万人を従える役柄なのでスケールは比べものにならないですよね。でも、グループで何かが起きたときや、メンバーが辛そうなときに『もっと何かしてあげられないか』と思う気持ちはたぶん一緒で、実際、演出家の岡村(俊一)先生も欅坂46を例えに出してくださるときがあり、稽古中に共感する瞬間もあるんです。一方で、美智子の自分の主張を相手にぶつける強さとか、他人に惑わされない芯の強さは見習いたいと思っています」。

 富田靖子や広末涼子、桐谷美玲といった名だたる女優が歴代で美智子を演じてきた本作は、男性との激しいラブシーンも見どころだ。これまでになかった役どころに不安はないのか。菅井は「独特の緊張感も味わっています」と話す。

 「稽古中は常に気を張る場面の連続なんです。でも、美智子を演じるようになってから、少しずつ彼女が絶えず誰かの愛を求めて、誰かを守り、人を愛そうとする気持ちが人一倍強い人だというのが伝わってきたので、本番ではそれを表現できるように余裕を持って挑みたいです」。

■課題の“滑舌”には「ボイストレーニングを始めました」


 つか作品といえば、圧倒的な熱量でたたみかけるセリフの応酬の数々が特徴。しかし、グループの番組『欅って、書けない?』(テレビ東京)やラジオパーソナリティーを務める『レコメン!』(文化放送)などでは、苦手な“滑舌”に対してメンバーや共演者にたびたびイジられることも。そんな菅井は本番に向けて「滑舌を矯正するためのボイストレーニングを始めました」と明かす。

 「1つ1つの言葉に対しての威厳がまだ、足りていないのを実感しているんです。稽古の映像を見返したら、自分の想像とだいぶ違っていてヘコんでしまったり…。正直、滑舌も心配の種ではあるんですけど、この舞台に向けたボイストレーニングを通してイチから見直し始めました。はじめに『なんで(特に苦手な)“カ行”が言えないのか?』から教えてもらい、男性にも負けないような発声の仕方も学ぶようになって、自分が日頃からいかに“省エネ”で話していたのかも分かってきたので新鮮な気持ちです」。

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