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前田敦子、子育ては「最初は分からなくて当たり前」

エンタメ

前田敦子、出産後初の主演ドラマとなる『伝説のお母さん』
前田敦子、出産後初の主演ドラマとなる『伝説のお母さん』(C)NHK

 昨年、第1子となる男児を出産した女優の前田敦子。そんな前田が産後初となる主演ドラマの撮影に挑んだ作品がNHKよるドラ『伝説のお母さん』(NHK総合/毎週土曜23時30分)だ。劇中では、8ヵ月の子どもの母として、仕事(!?)に育児に奮闘する役柄を演じているが、作品を通じて、自身の凝り固まっていた母親像を崩すことができたという――。

【写真】プライベートでも1児の母・前田敦子 変わらないかわいらしさ

■プライベートと重なる状況に「ドンピシャな役」

『伝説のお母さん』第1話より (C)NHK
 前田が演じるのは、ロールプレイングゲームを彷彿とさせる伝説の魔法使い・メイ。かつて伝説の勇者たちと共に魔王討伐を果たしたものの、魔王が復活し、再度国王からパーティーに参加することを依頼されてしまう。しかし、以前とは状況が違い、現在はひとり娘のさっちゃん(8ヵ月)を抱え、初めての子育てに奮闘中という立場の母親になっていた…。

 プライベートの自分と酷似した状況に「こんなにドンピシャな役をいただけるとは」と運命的な縁を感じ「ほかの人がこの役をやっていたら悔しいだろうな」というほど、作品に強い思いがあったという前田。一方で「子どもは自分がちゃんと育てなくてはいけない。母乳以外考えられない」というような自身の子育てに関する考え方に固執し「まだ仕事復帰するのは早いんじゃないか」という葛藤もあった。

 そんなとき、作品の内容が前田を後押ししてくれた。「メイちゃんも、国王から重大な任務を頼まれたとき“頼られている”といううれしさがある一方で、小さな子を育てているという現状に葛藤があります。そこで自分でなんとか解決しようとして、逆に周囲に迷惑をかけてしまう。『自分にもあるな~』とすごく重なりました。手を差し伸べてくれたことに、素直に甘えることの大切さというか、周囲をしっかり見られるようになりました」。

 前田の周囲も非常に協力的だったという。「母親や主人、事務所の方々も、みんなが“チーム育児”を推奨してくれました。そこで自分が凝り固まった考えでいると、せっかく親身になってくれているのにまったく前に進めなくなる」と考え方を変えると、多くのことがスムーズになった。前田自身が頑なに思っていた“母親としての概念”は、本作と出会ったことで、非常に良い形で崩壊させることができた。「また一歩成長できたような気がします」と笑顔を見せる。

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