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関水渚、「打ち込めるものがなかった」10代 今の夢は長澤まさみとの再共演

映画

『コンフィデンスマンJP プリンセス編』で“コックリ”を演じる関水渚
『コンフィデンスマンJP プリンセス編』で“コックリ”を演じる関水渚 クランクイン!

 人気シリーズの劇場版第2弾『コンフィデンスマンJP プリンセス編』(公開中)で、長澤まさみ演じるダー子の弟子としてチームに参戦し、フレッシュな魅力をさく裂させている関水渚。映画『町田くんの世界』(2019)で本格女優デビューを果たし数々の賞に輝いた彼女だが、女優という道を見つけるまでは「ずっと打ち込めるものがなかった。何者でもなかった」と告白する。今回、「長澤さんにこれからも進んでいくための力をもらった」という関水が、自身に起きた“3つの転機”について語った。

【写真】はじける笑顔がかわいい 関水渚インタビュー撮り下ろしカット

■人気シリーズのヒロインに大抜てき「ものすごく緊張しました」


 テレビドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)の映画化第2弾となる本作。ダー子らおなじみの面々が、世界有数の大富豪一族フウ家の莫大(ばくだい)な遺産を狙い、伝説の島“ランカウイ島”で史上最大のコンゲームを繰り広げる。関水がふんしたのは、身寄りのない内気な少女・コックリ。ダー子と出会って、“大富豪一族の令嬢”に仕立て上げられていく中で成長していく役どころをみずみずしく演じた。

『コンフィデンスマンJP プリンセス編』より (C)2020「コンフィデンスマンJP」製作委員会
 だまし合いの面白さだけでなく、コックリの成長ストーリーも本作の大きな見どころ。人気シリーズの重要人物に抜てきとなり、関水は「撮影当日までものすごく緊張していました。コックリはキーパーソンとなる役柄なので、お芝居で皆さんに置いていかれないようにしないといけない。できる限りの準備をしようと思いました」とプレッシャーを吐露。「緊張やプレッシャーがなくなったことはない」と明かすが、長澤をはじめとするチームのメンバーが温かく迎え入れてくれたことで、「ものすごく楽しく、撮影期間を過ごすことができました」と笑顔を弾けさせる。

『コンフィデンスマンJP プリンセス編』より (C)2020「コンフィデンスマンJP」製作委員会
 コックリという役柄に感じた魅力は、「優しさ」だという。「ひとつの作品の中でコックリは強くなって成長していきますが、彼女の持つ優しさはずっと変わりません。常に優しい心を持って、コックリを演じようと思っていました。ものすごく純粋な女の子です」と愛情を傾ける。

■「打ち込めるものがなかった」10代に訪れた転機
 

 ダー子と出会い、さまざまなことを学び、表情もどんどん輝いていくコックリ。ボサボサ頭で下ばかり見ていた少女が花開いていく姿にワクワクとさせられるが、現在22歳で女優道をまい進している関水にとって、コックリのように「前進できた」と感じる転機を聞いてみると、3つの大切な出会いがあったという。

 女優への第一歩となるのが、2012年放送のドラマ『リッチマン、プアウーマン』(フジテレビ系)を目にしたことだそう。「石原さとみさんがとても魅力的で、"あんな女性になれたらいいな"と憧れました」と胸をときめかせ、2015年実施の第40回ホリプロタレントスカウトキャラバンに応募。ファイナリストとなったことをきっかけに、芸能界入りを果たした。

 「事務所に入ってからは、女優さんになるんだと心に決めました。それまでの私はずっと、何かに打ち込んだということがなくて。でもそう決めてからは、前に進むのみだと思いました」という彼女。夢の扉を大きく開いてくれたのが、映画初出演となった『町田くんの世界』(2019)だ。1000人超えの中からヒロインに選ばれ、「私はお芝居のことを何もわかっていなくて。監督からお芝居の基礎をすべて教えていただきました」とメガホンを取った石井裕也監督に感謝。


 「思い出すのは、怒られたことばかりなんです」と笑いながら、「私がどんなにできなくても、石井監督は諦めずにずっと怒ってくださった。そのときはしんどかったけれど、ガツンと言っていただけたことが、今となってはものすごくありがたいことだったなと思っています。クランクアップしたときには、監督から“まだまだでしょう”と言葉をかけられて。"がんばったな"ではなく、“まだまだ”と言ってくださったからこそ、今もがんばることができているのかなと。これで終わるわけにはいかない。そのままで終わるのは悔しいとも思いました」と負けず嫌いな一面も、なんとも頼もしい。

 『町田くんの世界』で“人が大嫌いな”ヒロインの変化を熱演した結果、ブルーリボン賞新人賞など数々の賞を受けた。関水は「学校などでも、特別な賞っていただいたことがなくて。ステージに上がったこともなかったです。だからこそ、認めていただけたということが、とにかくうれしかった。家に飾ってあるトロフィーを見て、ニヤニヤしちゃうときがあります」とニッコリ。「『町田くんの世界』は、私の青春です」と振り返る。

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