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『大草原の小さな家』お父さん役俳優の息子はホラー映画監督になっていた! ホラーは「父の影響」

映画

■キャラクターには自身の学生時代を反映

 本作は、見た目は中年男の殺人鬼に入れ替わってしまった内気なミリーが、元に戻ろうと奮闘しながら強くなっていく成長譚でもある。そうしたテーマに加え、彼女を救うために奔走する友人たちの姿も、思わずこんな友達がほしい! と願ってしまうくらい誠実で魅力的だ。

 「入れ替わりとスラッシャーの掛け合わせに加えて、今回(ホラーの慣習で)変えてみたかったのが、頭の切れるキャラクターをたくさん登場させようと思ったこと」と話す監督。「主人公の言ってることを、周りの人が信じるということがすごく重要なんだ。前作『ハッピー・デス・デイ』では、主人公を好きだから話を聞くという面もあったけど、ボーイフレンドは科学を信じるという理性的な人物でもあった。今回のミリーの友達も、一度ミリーであることに気が付いてからは、とにかく彼女を救うために動く。だから“友情が持つ力”や“友人たちの間にある忠誠心”は作品の大きなテーマになってるんだ」。

映画『ザ・スイッチ』場面写真 (C) 2020 UNIVERSAL STUDIOS
 こうしたティーンエイジャーの描写には、監督自身の学生時代も影響しているのだろうか。すると「まさにだよ!」とテンションを上げるランドン監督。「僕は学生時代とてもシャイで、ミリーのように人に頼ってしまうタイプだった。友達も少なくて、みんなとも離れてお昼を食べたりね。当時はゲイをカミングアウトしておらず、いじめられたりもした。今回は当時の要素やフィーリングをかなり入れているよ。悪いやつばかりが殺されるある種のリベンジ・ファンタジーになっていて、そうやって自分の過去を振り返ることができたのは最高の気分だった!」と笑顔を見せた。

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