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『大草原の小さな家』お父さん役俳優の息子はホラー映画監督になっていた! ホラーは「父の影響」

映画

■ハリウッドの変化「正しい方に向かっている」

 昨今のハリウッドは、キャストやスタッフの起用に公平さを促すためアカデミー賞のルールが変わるなど、これまでなかなか俎上(そじょう)に載せられなかった人種差別や多様性の課題に取り組むべく、変革期に突入中。そうした変化を、監督は肌でどう感じているのだろうか。

 「徐々に良くなって来ているし、ここ数年は特に劇的に向上していると思う。『#MeToo』もよかったし、『#Black Lives Matter』もアメリカでは大きなインパクトがあった。今まで間違っていたことを正そうという思いが強くなり、もっと映画やテレビなどの映像づくりで多様性を踏まえていこうとみんな意識していると思う。それは僕にとってもすごく重要なポイント。だからこそ今回は、ミリーの親友でジョシュというキャラクターが登場しているんだ。彼はゲイとして最初からオープンで、自信があり、ゲイだから何だ、というわけではまったくない。そして彼をメインキャラクターのひとりにしたとき、『メインでそのキャラはどう?』という人は今回一切いなかった。10年前だったらひとりぐらいはいたかもしれないから、良くなっていると思うよ」とコメント。

映画『ザ・スイッチ』場面写真 (C) 2020 UNIVERSAL STUDIOS
 別のインタビューでは、ジョシュにカミングアウトはさせたくなかったとも語っているランドン監督。LGBTQが自分のことを説明しなくても当たり前に自分自身でいること、それを体現するジョシュというキャラが普通にホラーに登場するようになったことは大きいだろう。一方、「ただ、まだ道は長い」とも。「僕は監督・脚本で表に立つわけじゃないから、ゲイだろうが関係ないけど、役者さんにとってはまだスティグマ(偏見)は存在するから、大変だと思うよ」と、役者陣の苦労をおもんばかった。

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