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櫻坂46、改名から1年 齋藤冬優花、幸阪茉里乃、武元唯衣に聞く「変化」と「2年目の課題」

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■メンバーを突き動かしたTAKAHIROの言葉


――皆さんの共通点はパフォーマンスの3列目を支えるBACKS。6月の「BACKS LIVE!!」を、もう少し深く振り返っていただきたいと思います。それぞれ異なる楽曲でセンターも務めたライブで得たものはありましたか?

齋藤:リハーサル中、欅坂46時代からグループを見守ってくださっている振付師のTAKAHIRO先生から「周りに合わせてない?」と聞かれたのを覚えています。「もっと自分を出していいんだよ」「もっとできるでしょ」と言っていただけて。そのつもりがなくても、自分を出せずにいたんだと気が付きました。

リハーサルに協力してくれたダンサーさんも「やり過ぎていたら言うから」「引き算でいいんだよ」と背中を押してくれたんです。皆さんの言葉を受けてライブに臨んでからは、だいぶ気が楽になって。自分が何をやりたいか、突き詰めていってもいいんだと思えるようになりました。

武元:冬優花さんの言葉は、すごく分かります。私も、みんなに合わせなければと思っていたし、3列目の反対側でシンメトリー(左右で対になるポジション)の子と、動きをそろえることを重視していたので。でも、センターを経験してみて「何をやっても正解」だと気が付いたんです。

リハーサル中、TAKAHIRO先生が「もうカッコつけなくていいよ」とおっしゃってくださり、その通りだと思いました。他人の目を気にせず「弱いなら弱いままでいい」と思いセンターで踊ってみたら、やりたいようにやる感覚をつかめて。そこからは、3列目としても、自分を出せるようになりました。

幸阪:私は「BACKS LIVE!!」を終えてから、メンバーを頼れるようになりました。それまでの人生を振り返ると、人に頼った記憶がほとんどなかったんです。困ったことがあっても、親にも相談してこなかったほどで。でも、ライブに向けて分からない部分をメンバーへ聞いたり、不安を伝えたりしていくうちに、少しずつ気持ちも変わってきました。

本番で披露した「BAN」も、ダンスを覚えるために動画を見ているだけでは「踊れないかも」と不安があって。原曲で同じポジションを務めていた一期生の小池(美波)さんに頼み、振り付けを教えてもらいました。1人で生きていけると思っていたけど、抱え込んではいけないと気が付きましたし、ライブ以降は、メンバーとの距離も縮まりました。

■活動は2年目へ それぞれが思う今後の課題

――7月に行われた日向坂46と共催した公演「W‐KEYAKI FES.2021」や開催中の全国アリーナツアー「1st TOUR 2021」を経て、グループの活動は2年目に向かいます。この先、どう取り組んでいきたいですか?


齋藤:改名以降、櫻エイトとBACKSメンバーの経験値に差が出る不安もありました。振り付けは、シングル制作に関わりダンスや表情の意味を一から理解するのと、誰かの代わりに踊るのでは得るものが変わってきます。一期生としてそれを知っているから、表現や技術の差が生まれてしまう悔しさも感じていました。

でも、「BACKS LIVE!!」を経験してからは、櫻エイトのメンバーを追い越すような気持ちでいなければと思うようになりました。「櫻エイトとBACKSは違うね」と言われないためには、日々の練習や研究が必要で。ほかのメンバーの良さも吸収しつつ、パフォーマンスで自分らしさを出していきたいです。

武元:3つのチームに分かれて、曲ごとに参加するメンバーが少人数になったことで、チームごとのつながりは強くなったけど、全体のまとまりが足りないと感じる部分もあります。

全員がそろう機会は、ライブやレギュラー番組(『そこ曲がったら、櫻坂?』)しかない状況なので、全国アリーナツアー「1st TOUR 2021」のように、全員で1つのものを作るため団結している空気感が、続けばいいなと思います。

幸阪:冬優花さんが言っていたように、櫻エイトとBACKSの差は私も感じています。ライブ以外で活躍する場面も多いから、早く追い付かなければと思っていて。BACKSだからと考えるのではなく、もっと前に出て、自分の意見も出せるように活動していきたいです。

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