島崎遥香、AKB48卒業から5年 女優業に意欲も「よりマイペースになった」
AKB48卒業後、女優として着実に力をつけて来た島崎遥香。1月16日から放送がスタートするドラマ『ハレ婚。』(ABCテレビ)では、6年ぶりに連続ドラマ主演を果たす。ハレ婚=ハーレム婚の3人目の妻役で新境地に挑む島崎は、久しぶりの主演に「びっくりした」と笑いながらも、髪を約25センチ切って本作に臨む。自身が演じる役柄への思いや結婚観、さらにはAKB48を卒業してからの5年間について聞いた。
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◆自分と正反対のキャラに不安も「行き当たりばったりなところは似ている」
本作は、青年漫画誌『ヤングマガジン』(講談社)で連載された同名人気コミックを原作とした笑って泣けるラブコメディ。なぜか浮気男とばかり付き合ってしまう“既婚者ハンター”の小春が、「ハレ婚」と呼ばれる一夫多妻制度が定められた地域にある実家へ帰郷したことから、第3の妻として風変わりなハレ婚ライフを送ることになる姿を描く。
島崎は、がむしゃらで無鉄砲なヒロイン・小春役。「元気で見るからにスポーツが得意そうな女の子です。嘘がなく、どんな人にもきちんと向き合って、思っていることをストレートに言うところが魅力です」と分析する。そんな小春役を演じることに「自分とは正反対(笑)。私は明るくないし、できるかな」と不安を抱えていたと言うが、「行き当たりばったりなところは似ているかもしれません。私も思い立ったら後先考えずに言ってしまったり、行動してしまうので」と共通点も。そして、「ショーパンに生足というのが監督のこだわりのようで、寒い中、生足で演じたので、そこにも注目してください(笑)!」と笑顔で見どころを語った。
『ハレ婚。』で小春役を演じる島崎遥香 (C)ABCテレビ
小春の夫・龍之介を演じるのは稲葉友だ。稲葉とはこれまでにも共演経験があるため、「最初から気張ることもなく話せています」という。撮影現場のエピソードを尋ねると、「夕飯を食べているときに、私と(まどか役の浅川)梨奈ちゃんがデザートでパンケーキを頼んだのですが、お店の方が持ってきたのは3つ。“なんで?”と思っていたら、(稲葉)友くんがひっそり頼んでいたんです、パンケーキを(笑)。それにはみんなで笑いました」と共演者たちの仲の良さを感じさせる話を聞かせてくれた。
一夫多妻制度というファンタジーな設定の本作。島崎は「(一夫多妻制度には)現実味はないですが、結婚ってなんだろうとか、家族とはなんだろうということを考えさせられると思います」と語る。
『ハレ婚。』メインビジュアル (C)ABCテレビ
では、そんな島崎自身の結婚への思いとはどんなものなのだろうか? 劇中で小春が結婚する龍之介については「結構好きです(笑)。小春ちゃんに12年も片想いしていたというのもいい」と話すが、その龍之介との結婚については「一夫多妻なので嫌です」ときっぱり拒否。「結婚願望はあまりない方ですが、するのであれば、自分のお部屋が欲しい。自分のお部屋があれば結婚できそうだと思います。集団行動にはもう慣れたので(笑)、どんな方でも一緒に住むことには抵抗はないけれど、自分のスペースは欲しいです」と結婚への思いも明かした。