【解説／みどころ】
映画、TVドラマ、舞台で味のある名脇役として活躍してきた近藤芳正の映画初主演作。熟練の殺し屋として裏社会を生きてきた男が、肉体の衰えを感じて引退を決意。そんな思いがけない人生の黄昏時を迎えた主人公の切なくも熱い思いを炙り出していく。木下ほうからのベテランやイキのいい若手俳優が脇を固める、哀感漂うクライム・サスペンスだ。
【ストーリー】
ヤクザ組織、高山組のもとで長らく殺しを請け負ってきた黒澤は、今では若手を育成しながら仕事を遂行している。そんなある日、行きつけのクラブのホステス、美織の優しさに触れた黒澤は、彼女に心惹かれていくが、年齢の衰えによる重大なミスを犯してしまう。
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