“仮面ライダー美女”椛島光、30歳の節目を刻む2nd写真集 「大人度はまだ50%」と語る現在地 人生の転機と未来図
『仮面ライダーリバイス』(テレビ朝日系)のアギレラ役で女優デビューしてから約5年。2nd写真集『Ortensia』を刊行する椛島光。30歳という節目の年齢を迎え、イタリア・ヴェネツィアの異国情緒のなかで解き放たれた椛島は、かつてないほど澄んだ輝きを放っている。少女から大人の女性へと歩みを進める日々の葛藤、人生を大きく変えた決断の瞬間、敬愛する表現者への熱い眼差し、そして未来図まで、心の深層にある思いを語ってもらった。
【写真】椛島光、魅力あふれるショットの数々 2nd写真集『Ortensia』より(3枚)
■2年ぶりの写真集 異国の風に身を委ねて手に入れた、ありのままの呼吸
椛島光、2nd写真集『Ortensia』より (C)細居幸次郎
1st写真集『chouchou』で抱えていた重圧を脱ぎ捨て、肩の力を抜いて旅立った。かつての気負いから解放され、ただそこに佇む姿をレンズの前に差し出している。
「初めての写真集は、完璧にしなくては……と勝手に背負い込んでいた部分があったのですが、今回は逆に何にもせず自然体でいようと決めていて。そういう点では、より自分らしくいられたなって大きく感じています」。
運河が張り巡らされた水の都は、五感を心地よくほどいていった。水面を渡る乗り物の上でも、現地の人々との温かな触れ合いが生まれた。
「気候もちょうど良く、過ごしやすくて、ほのかに水の香りが漂うところにすごく癒やされました。移動手段が水上タクシーかゴンドラだったので大変さはあったのですが、船上で撮影していたら隣の方が写真を撮って『可愛い』って送ってくれたり、現地ならではのコミュニケーションがありました」。
椛島光、2nd写真集『Ortensia』より (C)細居幸次郎
街行く車からの情熱的な賛辞や、通りすがりの人物から突然美しい花を手渡された驚き。文化の違いを肌で感じながら、街の温もりに心を開いていく。タイトルとなった花も、そうした偶然の優しさから手元へと届けられた。
「車の中から『アモーレ』って言われて、こんなところなんだってびっくりしました。皆さんすごく人情味があって温かくて。お花も、日本だと買わないともらえないじゃないですか。全然知らない方に『こっちおいで、あげるよ』って言われてカルチャーショックでしたけど、この国の空気感があってこその開放感だったなって思います」。
長年焦がれ続けた名作映画の舞台に足を踏み入れた瞬間は、胸が震えるほどの歓喜に包まれた。憧れの地に立つため、身体作りにもストイックに向き合った。
「ずっと行きたかった映画『ベニスに死す』のホテルとビーチに立てて、素敵なカメラマンさんに残していただけたのは本当に貴重な機会でした。約3キロ絞って、ジムとピラティスで引き締めもしたので万全な状態で挑めました。終わったあとの最後の食事では、パスタもピザもジェラートも食べまくりました(笑)」。
