“仮面ライダー美女”椛島光、30歳の節目を刻む2nd写真集 「大人度はまだ50%」と語る現在地 人生の転機と未来図
椛島光、2nd写真集『Ortensia』より (C)細居幸次郎
写真のなかにふと立ち現れる成熟した気配。かつて思い描いていた理想像とは少し違っていても、ありのままの現在地を受け止めている。
「自分ではあまり大人っぽくなった実感がなかったんですけど、写真を見返すと『30歳かも』と思える表情があって、残せてよかったです。幼い頃に想像していた30歳は、完璧に自立していて心に余裕があるキャリアウーマンで、泣かないイメージでした。昔と比べたら成長したと思いますけど、理想を100%としたらまだ半分くらい。倍は大人になれる、伸び代があると思っています」。
感情が揺れ動くと、今でも瞳を潤ませてしまう。だが、その瑞々しい感受性こそが表現者としての器を育んでいる。
「私、結構泣き虫で。悲しいときというより、悔しかったり感動したり心が大きく動いたときに流れちゃうんです。涙を流すと解決はしなくてもデトックスされて、すっきりするのですが、人前では我慢できるようになりたいですね」。
椛島光
自らの歩みを振り返ったとき、運命の歯車を大きく回した転機がふたつある。ひとつは夢を追い求めて故郷・青森を離れた決断、そしてもうひとつは、特撮ドラマでの鮮烈な登場を機に踏み出した役者の道だった。
「やっぱり上京したことが最初の転機です。昔から芸能の仕事に憧れていて、地元の青森では機会に恵まれなかったので。その決断がなければ、いまここにいることはありませんでしたから。次にもう一つ挙げるなら俳優業を始めたことです。『仮面ライダーリバイス』でデビューしてから約5年、自分の人生の中で一番長く続いていることなんです。まさかこんなに長く続けられるものに巡り合えるとは思っていませんでした」。
