ブラック・レイン
【解説/みどころ】
R・スコットが約59億円をかけ、M・ダグラスと高倉健の初競演と、アメリカ映画初の大阪ロケを実現させた入魂の力作。外国人が捉えた、大阪・歓楽街のネオンのきらめきと喧噪が妙。“バタ臭く”いつもとは一味違う“大阪”が興味深い。ニューヨーク市警のスゴ腕刑事ニックと相棒チャーリーは、殺人現行犯、佐藤を護送して、大阪空港に降り立った。だが、警察官を装った3人組に、まんまと佐藤を奪われ、ニックは腐り顔。松本警部補のもとにつき、佐藤追跡捜査に参加させてくれと頼み込む。そんな時、クラブ・ミヤコで殺人事件発生。犠牲者は偽警官の一人だった……。一匹狼の刑事ニックと、義理と人情に厚い松本。友情で結ばれる二人の刑事のドラマが主軸とはなるが、見ものはなんといっても悪役、佐藤に扮した松田優作。海外スターを向こうにまわし、ふてぶてしさの中にも狂気が光る演技で、立派に国際派スターとして器の大きさを見せた。しかし、この作品を最後に1989年11月6日、ガンで亡くなったのは、なんとも惜しまれる。
- キャスト
- マイケル・ダグラス/ 高倉健/ アンディ・ガルシア/ 松田優作/ ケイト・キャプショー/ 若山富三郎/ 神山繁/ 内田裕也/
- スタッフ
- 監督: リドリー・スコット 脚本: クレイグ・ボロティン ウォーレン・ルイス 製作総指揮: ジュリー・カーカム クレイグ・ボロティン
- 原題
- BLACK RAIN
- 上映時間・制作年
- 分/1989年
- 制作国
- 米
- 映倫区分
- PG-12
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