アニメ『キングダム』第4シリーズ、ティザーPV公開 秦国に新たな波乱の兆し
今春放送されるテレビアニメ『キングダム』(NHK)の第4シリーズより、ティザーPVが公開された。
【動画】テレビアニメ『キングダム』第4シリーズ、ティザーPV
本作は、「週刊ヤングジャンプ」(集英社)にて連載中の原泰久による漫画『キングダム』が原作の中華戦国大河アニメ。春秋戦国時代の中国を舞台に、大将軍を目指す少年・信(CV:森田成一)と、後の始皇帝となる若き王・えい政(※)(CV:福山潤)の活躍を描く。
テレビアニメ第1シリーズは2012年6月から2013年2月、第2シリーズは2013年6月から2014年3月、第3シリーズは2021年4月から10月に放送。第4シリーズでは、第3シリーズで展開された史上最大規模の戦い“合従軍戦”を経た次章が描かれる。
趙国の天才軍師・李牧(りぼく)と楚国の宰相・春申君(しゅんしんくん)の働きかけにより列強五か国が参加することになった合従軍に攻め込まれた秦国は、亡国の危機に国家一丸となって立ち向かい、これを打ち破る。この戦いでえい政は自らの才を証明してみせ、まもなく行われる成人の儀式「加冠の儀(かかんのぎ)」において、国内外に向け自らが「第31代秦王」であることを宣言し、国の実権を取り戻すことを誓う。
だが、中華全土を巻き込んだ戦いは、攻め込まれた秦国も、合従軍に参加した国々にも大きな爪痕を残していた。秦国では、混乱に乗じた内乱を目論む者が現れる。さらには補佐役の相国・呂不韋(りょふい)が自身の野望達成のための最終段階へと動き出す。国家存亡の危機を乗り越えた秦国に、新たな波乱の兆しが見え始めていた―。
今回解禁されたティザーPVでは、えい政と王弟・成きょう(※)に魔の手が忍び寄る様子や、中華統一へのさらなる一歩となる要所「著雍」の攻略を目指し、新たな戦地で躍進する信や王賁らの前にさらなる強敵が現れる場面、そして「加冠の儀」が近づく中、相国・呂不韋との権力争いの最終決戦が迫る様子などが描かれている。
果たして「中華統一」を目指す、信とえい政、秦国の命運は。激動の展開が巻き起こる第4シリーズに期待が高まる。
テレビアニメ『キングダム』第4シリーズは、NHKにて今春放送開始。
※えい政の「えい」の正式表記は「亡」の下に「口」、その下に「月」「女」「ジン(訊の右側)」が横一列に並ぶ
※成きょうの「きょう」の正式表記は「虫+喬」