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英国アカデミー賞ノミネート発表 『ドライブ・マイ・カー』が非英語作品賞ほか3賞候補入り

映画

英国アカデミー賞で非英語作品賞ほか3賞ノミネートされた『ドライブ・マイ・カー』
英国アカデミー賞で非英語作品賞ほか3賞ノミネートされた『ドライブ・マイ・カー』 写真提供:AFLO

 英国映画テレビ芸術アカデミー(BAFTA)が主催する英国アカデミー賞のノミネーションが発表された。最多は『DUNE/デューン 砂の惑星』で、作品賞ほか11部門にノミネート。濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』は、非英語作品賞のほか、監督賞と脚色賞でも候補入りした。

【写真】『ドライブ・マイ・カー』キネ旬5冠 「2021年 第95回キネマ旬報ベスト・テン発表&表彰式」に登壇した濱口竜介監督

 現地時間2月3日、第75回英国アカデミー賞のノミネーションが発表された。最多ノミネートを果たしたのは、フランク・ハーバートの名作SF小説を映画化したドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『DUNE/デューン 砂の惑星』。作品賞ほか技術部門を中心に11のカテゴリーで候補入りした。

 次点は、ジェーン・カンピオンがメガホンを取った『パワー・オブ・ザ・ドッグ』で、8つのノミネート。続いて、ケネス・ブラナー監督の半自伝的映画『ベルファスト』が、作品賞ほか6部門で候補入りした。

 イギリスの賞とあり、英国内で大ヒットを記録した『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の候補入りが期待されていたものの、英国作品賞ほか5部門にとどまり、ポール・トーマス・アンダーソン監督の『リコリス・ピザ』やスティーヴン・スピルバーグ監督がリメイクした『ウエスト・サイド・ストーリー』と肩を並べた。

 今シーズン注目を集めている濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』は、非英語作品賞のほか、監督賞と脚色賞でも候補入りし、合計3つのノミネートを獲得している。

 授賞式は、現地時間3月13日にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開催予定。

 第75回英国アカデミー賞、主なノミネーションは以下の通り。

■作品賞
『ベルファスト』
『ドント・ルック・アップ』
『DUNE/デューン 砂の惑星』
『リコリス・ピザ』
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』

■英国作品賞
『アフター・ラヴ』
『Ali & Ava(原題)』
『ベルファスト』
『Boiling Point(原題)』
『シラノ』
『Everybody’s Talking About Jamie(原題)』
『ハウス・オブ・グッチ』
『ラストナイト・イン・ソーホー』
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
『PASSING -白い黒人-』

■非英語作品賞
『ドライブ・マイ・カー』
『The Hand of God』
『Madres paralelas(原題)』
『Petite Maman(原題)』
『The Worst Person in the World(原題)』

■監督賞
アリーム・カーン 『アフター・ラヴ』
濱口竜介 『ドライブ・マイ・カー』
オードレイ・ディヴァン 『L'Evenement(原題)』
ポール・トーマス・アンダーソン 『リコリス・ピザ』
ジェーン・カンピオン 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
ジュリア・デュクルノー 『TITANE/チタン』

■主演女優賞
レディー・ガガ 『ハウス・オブ・グッチ』
アラナ・ハイム 『リコリス・ピザ』
エミリア・ジョーンズ 『コーダ あいのうた』
レナーテ・レインスヴェ 『The Worst Person in the World(原題)』
ジョアンナ・スキャンラン 『アフター・ラヴ』
テッサ・トンプソン 『PASSING -白い黒人-』

■主演男優賞
アディール・アクタル 『Ali & Ava(原題)』
マハーシャラ・アリ 『スワン・ソング』
ベネディクト・カンバーバッチ 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
レオナルド・ディカプリオ 『ドント・ルック・アップ』
スティーヴン・グレアム 『Boiling Point(原題)』
ウィル・スミス 『ドリームプラン』

■助演女優賞
カトリーナ・バルフ 『ベルファスト』
ジェシー・バックリー 『ロスト・ドーター』
アリアナ・デボーズ 『ウエスト・サイド・ストーリー』
アン・ダウド 『Mass(原題)』
アーンジャニュー・エリス 『ドリームプラン』
ルース・ネッガ 『PASSING -白い黒人-』

■助演男優賞
マイク・フェイスト 『ウエスト・サイド・ストーリー』
キアラン・ハインズ 『ベルファスト』
トロイ・コッツァー 『コーダ あいのうた』
ウディ・ノーマン 『カモン カモン』
ジェシー・プレモンス 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
コディ・スミット=マクフィー 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』

■脚本賞
『愛すべき夫妻の秘密』 (アーロン・ソーキン)
『ベルファスト』 (ケネス・ブラナー)
『ドント・ルック・アップ』 (アダム・マッケイ)
『ドリームプラン』 (ザック・ベイリン)
『リコリス・ピザ』 (ポール・トーマス・アンダーソン)

■脚色賞
『コーダ あいのうた』(シアン・ヘダー)
『ドライブ・マイ・カー』(濱口竜介)
『DUNE/デューン 砂の惑星』(エリック・ロス、ジョン・スペイツ、ドゥニ・ヴィルヌーヴ)
『ロスト・ドーター』(マギー・ギレンホール)
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(ジェーン・カンピオン)

■アニメーション賞
『ミラベルと魔法だらけの家』
『Flee(原題)』
『あの夏のルカ』
『ミッチェル家とマシンの反乱』

■ドキュメンタリー賞
『海洋探検家クストーの遺産』
『Cow(原題)』
『Flee(原題)』
『THE RESCUE 奇跡を起こした者たち』
『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』

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