上野樹里、4月期ドラマで“父”松重豊とW婚活 共演に田中圭、磯村勇斗、井川遥
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女優の上野樹里が主演を務めるドラマ『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~』が、TBS系にて4月より毎週火曜22時に放送されることが決まった。
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本作は、上野演じるヨガインストラクターの主人公が、松重豊演じる妻に先立たれた父と共に、父娘二人で婚活にチャレンジする物語。突如始まった“ダブル婚活”をきっかけに、「誰かと共に生きること」を一生懸命に考える娘と、「第二の人生」へと向かう父の奮闘を描く、オリジナルラブストーリーだ。脚本は、『ダメな私に恋してください』『あなたのことはそれほど』『初めて恋をした日に読む話』など数々のTBS火曜ドラマを手掛けてきた吉澤智子。
TBS火曜ドラマ初主演の上野が演じるのは、主人公のヨガインストラクター・沢田杏花。母が他界した2年前に実家へ戻り、現在は父と2人暮らし。生徒の前では「心身ともに穏やかな暮らし」を送っているように取り繕っているが、実際の生活は穏やかさとは程遠く、いつもバタバタと何かに追われている。大ざっぱな性格のため身の回りのことや家事もとにかく雑で、同居中の父とはけんかが絶えない。自分の時間を自分のために使いたいのに、お荷物な父の面倒も見なくてはならず、おかげで結婚願望も薄い。
そんな杏花が、父に巻き込まれる形で始めた婚活を通して、「誰かと共に生きること」を実感していく。ヨガインストラクターという役を通して届けられる、心を癒してくれる呼吸法やヨガ哲学の数々も見どころだ。
松重が演じるのは、杏花の父で、2年前に妻に先立たれてしまった辞書編纂(へんさん)者・沢田林太郎。フリーで辞書の編纂をしている日本語学者で、24時間365日「言葉」のことを考えている“日本語オタク”。家のことは完全に妻に任せきりだったため日常生活能力が低く、同居中の娘・杏花をいつもイライラさせてしまう。妻を亡くしてからというもの、人生の活力を失いかけていたが、遺品整理で見つけた“亡き妻からの離婚届”をきっかけに一念発起。第二の人生のパートナーを探すため、杏花を巻き込んだ“ダブル婚活”を思い立つ。
「口げんかでは負け知らずでガサツ」な杏花vs「口下手でありながら細かい」林太郎の父娘バトルにも注目だ。
杏花と出会うことになる東村晴太役には田中圭。晴太はバツイチのシングルファーザーで、7歳の息子と2人暮らし。息子第一の生活を送り、今のところ再婚は考えていない。そんな中、「自分と家族に優しい働き方」を見つけるために参加した起業セミナーで杏花と出会う。
杏花と18年ぶりに再会する幼なじみの不破颯を演じるのは磯村勇斗。颯は現在は晴太の息子が通う民間学童保育で指導員として働いている。ある日、18年ぶりに杏花と再会。颯にとって5歳年上の杏花は初恋の相手で、18年ぶりに再会した杏花に再び心引かれ、気持ちをストレートに伝えていく。
杏花の父・林太郎と婚活パーティーで運命的に出会う女性・日向明里役には井川遥。明里は46歳・独身の整形外科医で、開業したクリニックも軌道に乗り、時間・経済力共に余裕のある生活で満たされた今、共に歳月を重ねるパートナーが欲しいと婚活を始める。相手に対して求めるものも少なく、純粋に人を好きになることができる今こそが、“自分にとっての結婚適齢期”なのかもしれないと、パートナー探しの一歩を踏み出していく。
主演の上野は「今回のドラマは、父と娘がダブル婚活するということで、クスッと笑ってしまったんですけど、すごく面白いなと思いました。今の時代は、女性も働く中で、男性ともそれなりに新しい形を築いていけないとやっぱり難しいと思います。そういった現代の結婚観が描かれる中で、杏花自身もどのように変わっていくのか、楽しみながら演じたいです」と話す。
火曜ドラマ『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~』は、TBS系にて4月より毎週火曜22時放送。