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阿部サダヲ主演×水田伸生監督が4度目のタッグ 『アイ・アム まきもと』公開決定

映画

『アイ・アム まきもと』主演・阿部サダヲ

『アイ・アム まきもと』主演・阿部サダヲ(C)2022 映画『アイ・アム まきもと』製作委員会

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阿部サダヲ

水田伸生

倉持裕

 俳優の阿部サダヲが主演する映画『アイ・アム まきもと』が、9月に公開されることが決定した。監督は、これまでに『舞妓 Haaaan!!!』(2007)、『なくもんか』(2009)、『謝罪の王様』(2013)で阿部とタッグを組んだ水田伸生が務める。

【写真】 『謝罪の王様』豪華完成披露“謝罪”会見 フォトギャラリー

 本作は、第70回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門で監督賞を含む4賞を受賞したウベルト・パゾリーニ監督・脚本の『STILL LIFE』をベースに、新たな主人公像として、強烈にユニークでオフビートなコミカルさが魅力のオリジナルキャラクター“まきもと”を造形したヒューマンストーリー。

 物語の主人公は、市役所の「おみおくり係」に勤める“ちょっと迷惑な男”牧本壮。空気が読めない、人の話を聞かない、誰にも心を開かない。そんな牧本が孤独に亡くなった人を独自のルールに従い、おみおくりしていく中、さまざまな人々と出会い、少し煙たがられながらも彼らの心に変化をもたらしていく。そしてそんな人々とふれ合う中で、牧本自身の無味な人生も彩られ、牧本の“迷惑”がいつしか“無垢な気持ち”として、周囲と自らに影響を与えていく。

 牧本を演じるのは、水田監督と4度目のタッグとなる阿部サダヲ。身寄りがなく亡くなった方を無縁墓地に弔う、小さな市役所の「おみおくり係」という役どころを超然としたたたずまいで演じる。脚本は、岸田國士戯曲賞受賞の劇作家であり、昨今は NHK『LIFE!~人生に捧げるコント~』など映像作品も手掛ける倉持裕。

 阿部は、本作について「台本を読んでとっても温かい気持ちになりました。おみおくり係の牧本壮という、なんとも愛おしいキャラクター。もう少し長く牧本をやっていたかったなぁ、と思いつつ撮影を終えたのを覚えています。牧本に関わる素敵なキャストの方々とロケ地(山形)の風景。久しぶりの水田組。癒されました」とコメント。「ご覧になるお客様に、牧本壮の真っ直ぐ過ぎて少し迷惑かも?と思える生き様を観て、和んで頂きたいです」とメッセージを寄せている。

 水田監督は、牧本の魅力について「友人はいませんが、他者を憂うことが出来、その気持ちを行動に移せる人間なのです。経済が幸せの指標とされて以来、“利己主義”な思考や行動が目立つ情けない世の中ですが…人間の持つ“美徳”が他者を敬い、尊重する“利他主義”だとすると“まきもと”こそ“美徳”の持ち主です」と紹介。

 阿部について「手触りは柔らかく、決して人を傷つけたりしないが、強く床に投げつければ驚くほど高く飛んで行くし、いつまでも小さく弾んでいることもできる」“ゴム毬のような俳優”と称した監督。「“助走無しで跳ぶ、走高跳”の如く“観客に展開を予測させない振幅の大きな演技”。この特性に加えて、今回は“シームレス”繋ぎ目のない演技を要求しました」と話している。

 映画『アイ・アム まきもと』は9月全国公開。

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