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長年吹き替えを務めた池田昌子がナレーション 映画『オードリー・ヘプバーン』予告

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映画『オードリー・ヘプバーン』より
映画『オードリー・ヘプバーン』より(C)Pictorial Press Ltd/Alamy Stock Photo

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オードリー・ヘプバーン

池田昌子

 ドキュメンタリー映画『オードリー・ヘプバーン』より、予告映像が解禁された。『ローマの休日』『麗しのサブリナ』『マイ・フェア・レディ』『ティファニーで朝食を』など、オードリー出演作の多くで日本語吹き替えを担当してきた池田昌子がナレーションを務めている。

【動画】ドキュメンタリー映画『オードリー ・ヘプバーン』予告編

 映画『ローマの休日』で主演女優に抜てきされ、24歳にしてアカデミー賞主演女優賞を受賞。銀幕で数々の名作を残し、世界中の人々に時を超えて愛される大スターであるオードリー・ヘプバーン。本作では、貴重なアーカイブ映像、リチャード・ドレイファスやピーター・ボクダノヴィッチ監督ら俳優時代の仲間、そして息子や孫、家族ぐるみの友人など、プライベートに迫るインタビュー映像をふんだんに盛り込み、極めて特別なひとりの女性を鮮やかにスクリーンによみがえらせる。

 予告映像では、ハリウッド黄金期の伝説的スターとして華々しく輝くオードリーの姿が映し出される一方で、父との確執や、愛に餓え苦悩を抱えていた彼女の“秘密”が少しずつ明かされていく。「彼女の最大の秘密は愛に餓えていたこと」「父親が突然去ってしまい、愛してもらえなかった」「世界中から愛されていたのに、そんな思いを抱えていたなんて」と、スターとしての輝かしい映像とは対照的な、悲痛な言葉が続いていく。

 そして晩年、生涯をささげたユニセフ国際親善大使としての活動へと身を投じる姿が描かれていく。葛藤を抱えていたオードリーがなぜ、誰よりも「愛すること」を信じ、「愛を与える道」に進むことができたのか。数々の名作を含む貴重な映像とともに、これまで明かされてこなかった彼女の、等身大で本当の姿が描かれる。

 予告のナレーションを務めた池田は、「『許されざる者』の吹替スタジオでオードリー・ヘプバーンを大画面で観た時、暫く観とれて台詞が出ませんでした。『ローマの休日』『麗しのサブリナ』『戦争と平和』などなど、いつもドキドキしていました。ユニセフ親善大使になった時のニュース映像のヘプバーンは戦争で破壊されたエチオピアの大地を化粧もせずジーパンで走り回っていました。孤児院で笑みを浮かべて小さい子供を抱きしめるヘプバーン、映画とは全く違う姿に本当のヘプバーンを見た気がしました」とコメントしている。

 なお、2月25日より本作のムビチケが発売に。購入特典は、本作のポスタービジュアルとオードリーの写真のポストカード3枚セット(数量限定)。

 ドキュメンタリー映画『オードリー・ヘプバーン』は、5月6日より全国公開。

映画『オードリー・ヘプバーン』予告編

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