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地球ゴージャスの音楽劇『クラウディア』 大野拓朗&甲斐翔真らを迎え18年ぶりに復活

エンタメ

 岸谷五朗・寺脇康文が主宰する演劇ユニット「地球ゴージャス」が手掛ける音楽劇『クラウディア』が、7月に東京・大阪にて上演されることが発表された。約12万人の観客を動員した伝説の舞台が、俳優の大野拓朗、甲斐翔真らを迎え、18年ぶりに上演される。

【写真】岸谷五朗、西川貴教、新田真剣佑ら、地球ゴージャスプロデュース公演vol.15『ZEROTOPIA』製作発表

 本作は、「地球ゴージャス」によって2004年に初演され、2005年には地球ゴージャス10周年記念の際にアンコール上演された伝説の作品。岸谷五朗の「反戦三部作」の第1作目で、桑田佳祐が書き下ろした「FRIENDS」ほか、サザンオールスターズの数々の楽曲でつづるジュークボックスミュージカル。再演を熱望する声が多かった本作が、今年、18年ぶりに復活する。

 脚本・演出を手掛けるのは、前回に引き続き岸谷五朗。“愛を禁じられた世界で芽生えた、二つの恋の物語”を現代版として昇華することで、これまでの公演とは一味違う新たな息吹をもたらす。さらに、過去の公演ではファッションデザイナーの山本寛斎氏が衣裳を手掛け話題となっていたが、寛斎氏亡き後、そのクリエーションを引き継いだ山本寛斎事務所が、再び衣裳デザインを担当する。

 物語の舞台は、愛を禁じられ、戦いに明け暮れる「根國」と「幹國」という2つの民族しかいない世界。神親殿という神が定めた絶対の掟に背いて、2つの恋が芽生えた。民族を超えて密かに育まれる愛と、自覚せぬままお互いを想い合う愛。2つの愛はやがて、その「世界」そのものを揺るがすことになっていく…。

 キャストには、才能と実力を兼ね備えた気鋭の若手俳優らが参加。禁じられた愛に翻弄される「根國」の剣豪・細亜羅(ジアラ)を大野拓朗と甲斐翔真、細亜羅と対立する「幹國」の長・毘子蔵(ヒコゾウ)を廣瀬友祐と、ダンスパフォーマンスグループ「s**t kingz」のOguriこと小栗基裕が務める。

 さらに、タイトルロールとなるクラウディアは、田村芽実と門山葉子が担当。「幹國」一の女戦士であり、男性からも一目置かれる存在の織愛(オリエ)を、元宝塚歌劇団の美弥るりか、「根國」の長・ヤンを上山竜治と中河内雅貴、両国に恐れられている龍の子を平間壮一と新原泰佑、物語の世界を司る神・神親殿(カシンデン)を、元宝塚歌劇団星組トップスター・湖月わたるが演じる。

 岸谷は「瞳を閉じれば…18年という長い年月が砂に舞い、あの熱い舞台が昨日のように鮮やかにかたどられ蘇る、アドレナリンが上がりまくる! “愛する”事を取り上げられた人類がもがき、苦しみ、“人間の芯”を追求しながら、命を懸けて“真実”を見つけていく。世界の情勢は皮肉にも18年前に訴えた作品テーマ<反戦>を全く古くさせない。“武力でのオドシアイ”がより強く席巻している昨今、正に2022年の今だからこそ上演されるべき演劇であると確信しています。コロナで落ち込んでる演劇界をサザンの音楽と共に、素晴らしき俳優達が肉体表現の限界まで追求し、真のエンターテイメントの確立を目指します!」と意気込む。

 そして、「脚本を2022年版に全て書き直し、新たな美術、新たな振り付け、新たな演出で、お客様の前に蘇る新生『クラウディア』! 是非、劇場にお越しください! お待ちしております」とメッセージを寄せた。

 音楽劇「『クラウディア』Produced by 地球ゴージャス」は、7月4~24日に東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)にて、7月29~31日に大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演。

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