香川照之、「本気で地球に長生きしてもらうことを考えなければいけない」昆虫から学ぶことが多いと力説！
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カマキリ先生こと香川照之が22日、自身が携わる番組『香川照之の昆虫すごいZ（ゼット）！』×アニメ『インセクトランド』のオンライン取材会に出席。「番組を通して子供のころには学べなかった地球の環境について学べた」と熱い思いを語った。取材会には、アニメ『インセクトランド』監督の川越淳、『香川照之の昆虫すごいZ！』野々部一成チーフプロデューサーも参加した。
【写真】取材会に出席したカマキリ先生（香川照之）＆アニメ『インセクトランド』アダムら
『香川照之の昆虫すごいZ！』は、これまでNHK Eテレにて放送されていたカマキリ先生の昆虫授業に、新たな未公開映像を加えた完全版をNHK総合で放送。さらに、香川が原作とプロデュースを務める昆虫アニメ「インセクトランド」もNHK Eテレでスタートする。
完成したアニメーションを観たという香川は「とても面白い内容になっています」と太鼓判を。メインキャストの声優を、泊明日菜、久野美咲、美山加恋、七海ひろき、高橋李依、花江夏樹、奈良徹、斉藤貴美子、菊池こころ、ナレーションに櫻井孝宏という豪華声優陣が務めることに、「本当にこれだけのスターが出演していただけるなんてすごいですよね」と驚きを見せる。
続けて香川は「なんと主題歌はDREAMS COME TRUEさんの『羽を持つ恋人』なんです」と明かすと、「昆虫を通して地球が大変なことになっている。昆虫は私たちの先輩で、古くて生命力があるというコンセプトをお伝えしたらOKいただきました」と興奮気味に語る。
作品の持つテーマについて、「作画していただくとき、地球の猛威のなか、何億年も生きて地球と向き合っている、昆虫の小ささと儚さ、そして力強く生きている姿を描いて欲しいとお願いしました」と思いを述べる香川。「僕が小さいときは、ただ虫が好きで追いかけていた。こうして6年間番組をやらせていただいて、子供のころには分からなかった視点で昆虫の偉大さに触れることができました。昆虫を見ていると、僕が小さかった50年前より確実にいま、地球は悲鳴を上げていることが分かります。それを学ぶことができて良かった」としみじみと語っていた。
さらに香川は「そろそろ本気で地球に長生きしてもらうことを考えなければいけない」と現状に警鐘を鳴らすと、「地球がなければ人間は生きられません。『インセクトランド』もそういったことが描かれています。昆虫のことも考えましょう」と呼びかけていた。
『香川照之の昆虫すごいZ！』はNHK総合にて4月10日より毎週日曜18時05分放送、アニメ『インセクトランド』は、NHK Eテレにて4月4日より毎週月曜8時45分放送。
