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天海祐希×鈴木亮平『広島ジャンゴ2022』初日開幕「ライブ配信でも楽しんで頂けるのはとてもうれしい」

エンタメ

COCOON PRODUCTION 2022『広島ジャンゴ2022』舞台写真
COCOON PRODUCTION 2022『広島ジャンゴ2022』舞台写真 撮影:引地信彦

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 天海祐希と鈴木亮平がダブル主演を務め、本日4月5日、東京・Bunkamuraシアターコクーンにて開幕する舞台『広島ジャンゴ 2022』より、演出家・出演者のコメントと舞台写真が解禁された。

【写真】馬役の鈴木亮平が熱唱!『広島ジャンゴ 2022』より

 本作は、人間の価値観や限られた社会での常識、世間体、シングルマザーなど、現代に通ずるさまざまな不条理を問いかける、広島弁満載の異色“ニュー”ウエスタン活劇。2017年に劇作家・演出家の蓬莱竜太と広島の劇作家の共作により広島市で上演された『広島ジャンゴ』を、フィクション・エンターテインメント性を高めて脚本をリニューアル。演出、美術、音楽を一新し、再構築した。

 舞台は現代の広島のカキ工場。周囲に合わせることをまったくしないシングルマザーのパートタイマー山本(天海)に、シフト担当の木村(鈴木)は手を焼いていた。ある日、木村が目覚めると、そこはワンマンな町長(仲村トオル)が牛耳る西部の町「ヒロシマ」だった。山本は、子連れガンマンの「ジャンゴ」として現れ、木村はなぜかジャンゴの愛馬「ディカプリオ」として、わけもわからぬまま、ともにこの町の騒動に巻き込まれていく―。

 “山本”役と、何らかの罪で追われるすご腕ガンマンの“ジャンゴ”役を演じるのは、天海祐希。“木村”役と、ジャンゴの愛馬であり、馬でありながらしゃべれる上にラップもできる“ディカプリオ”役を演じるのは鈴木亮平。2人は2009年の映画『カイジ 人生逆転ゲーム』以来、13年ぶりの共演となる。

 初日にあたり、作・演出の蓬莱は「演劇というのは無限に掘り続けることが出来る遊びです。今回のメンバーは積極的にそれが出来る人たちが揃っているので、千秋楽までこの作品がどのように息づいていくのか楽しみです」とコメント。

 天海は「このご時世、なかなか劇場に足を運んで頂けない方も多いかと思いますので、ライブ配信でも楽しんで頂けるのはとてもうれしいです。私が演じる『山本/ジャンゴ』はなかなかしんどい役ですが、誠実に向き合って行きたいと思っています。どんな事にも立ち向かい、誰かを守り、守られ、必ず、光はあると信じて。観て下さった方々の心に何かが残ってくれます様に…」と話す。

 鈴木は「『木村/ディカプリオ』という役を通して、舞台上で全力で魂のままに熱唱し、ラップするのは初めてですので、喉のコンディションとの闘いだなと思っています。未熟な一人の男(馬?)が、他人の人生に触れることで自分の過去と向き合い、目の前の人のために一歩踏み出す姿を、大切に演じたいと思います」としている。

 また、4月13日18時30分公演のライブ配信も発表された。
 
 COCOON PRODUCTION 2022『広島ジャンゴ 2022』は、Bunkamuraシアターコクーンにて4月5~30日、大阪・森ノ宮ピロティホールにて5月6~16日上演。

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