草なぎ剛が人知れず消えつつある“日本のレッドデータ”に迫る 『最後の〇〇』今夜放送
草なぎ剛がMCを務める『最後の○○ 日本のレッドデータ』が、NHK BSプレミアム・BS4Kにて今夜4月15日22時から放送される。今回登場するのは、京都で日本髪の“究極の美”を生み出す92歳、最高品質の“メイドインジャパン”を復活させた若き職人。その不屈の信念や生きざま、知られざる価値に草なぎが迫る。
【写真】最後の結髪師、最後のランプ職人に興味津々な草なぎ剛
日本には人知れず消えつつある「最後の○○」がある。世界で唯一無二の職人の技、その工場でしか作られなくなった製品…いわば“日本のレッドデータ”。本番組は、そんな「最後の○○」に光を当て、日本の多様性を再発見する知的探求ドキュメンタリー。
3作目となる今回取り上げるのは、最後の「結髪師」、そして最後の「ランプ職人」。
京都の花街を彩る舞妓や芸妓の中で、最高位といわれる「太夫」。遊芸や所作を極めた生きる文化財といわれる。その太夫の絢爛豪華な日本髪を結えるのは、結髪師の山中恵美子さん(92)ただ1人。23種類の伝統の髪型で、華やかさだけでなく品格や威厳を表現する。彼女が引退してしまうと、消滅の危機を迎える花街の美。戦前戦後を生きた山中さんの歴史をたどりながら、究極の日本髪を生み出す技に迫る。
一方、いまアウトドアブームで再注目されているオイルランプ。日本で唯一作っているのがランプ職人の別所由加さん(32)。曽祖父が日本で初めて、耐風性に優れるハリケーンランプを製造し、海外に輸出するなど隆盛を誇った。しかし、需要が激減したことで工場が倒産。別所さんが12年前、職人となり一人で製造を続けている。復活の道のりでみえた“メイドインジャパン”の神髄とは? 最高品質のランプ作りに密着する。
草なぎは「3度目の収録でしたが、毎回必ず良い発見や出会いがあります。前回テーマの“在来野菜”は、その後すごく調べて実際に買いに行きましたし、今回も職人の技で作られた物が本当に欲しくなりました。いつも何かしら影響があるんです。また、職人の方が生涯現役でバリバリ仕事をされている姿はすばらしいなと思いました。自分の仕事にとってもすごく刺激になり、また頑張ろうと思える番組です」とコメントしている。
『最後の○○ 日本のレッドデータ』は、NHK BSプレミアム・BS4Kにて4月15日22時放送。
※草なぎ剛インタビューコメント全文は以下の通り