『ランドスケーパーズ 秘密の庭』オリヴィア・コールマンらが謎多き夫婦の“愛”を語る特別映像
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現在Amazon Prime Videoチャンネルの「スターチャンネルEX」で全話独占配信中の、オスカー女優のオリヴィア・コールマンとデヴィッド・シューリスが夫婦役で主演を務める、イギリスで実際に起きた事件を描くドラマ『ランドスケーパーズ 秘密の庭』(全4話)。このたび、オリヴィアとデヴィッドが、本作で描かれた夫婦の“愛”について語る特別映像が解禁された。
【動画】『ランドスケーパーズ 秘密の庭』撮影の舞台裏<“LOVE”編>
本作は、妻の両親を殺害し家の裏庭に埋めた夫婦が15年後に逮捕されるという、イギリスで実際に起きた事件を、第71回エミー賞にて作品賞を含む10部門を受賞した『チェルノブイリ』の製作陣と英SKY&米HBOがドラマ化したクライムドラマ。監督は、Netflixドラマ『Giri/Haji』に出演した日系イギリス人フィルムメーカー、ウィル・シャープ。
イギリス人の中年夫婦スーザン(オリヴィア)とクリス(デヴィッド)は、ある事情がありフランスで慎ましい生活を送っていた。仕事がなかなか見つからずついに経済的に行き詰まったクリスは、援助を頼むためイギリスに住む継母に電話をかけ、ある告白をしてしまう。すると継母は、警察に言わないとクリスに約束したにも関わらず、彼の自白を警察に通報。それにより往年の名画のような妄想の世界に生きていたスーザンとクリスは突如現実の世界に引き戻され、厳しい現実とそれぞれの辛い過去と向き合うことになる…。
今回解禁されたのは、オリヴィアとデヴィッドが、本作で描かれた夫婦の“愛”について語る特別映像。クリスを演じたデヴィッドは「人は愛のために何でもする。時に愛だとはき違えてもね」と愛が持つ原動力の強さについて言及。するとスーザン役のオリヴィアは「でも(主人公のように)殺人を犯す?頼まれたことないけれど…」とツッコミを入れて笑う。監督・脚本・製作総指揮のウィル・シャープは、本作について「これはラブストーリーでもある。僕らは物語を通して、登場人物たちが描き出すいろんな形の“真実”を探っていく」と語る。
オリヴィアは、自身が演じたスーザンについて「彼女の空想の世界は演じていて楽しかった。彼女がロマンチックだと思うものは分かりやすく、恋愛映画や西部劇、ヒーローものの影響を受けている。クリスは彼女にとって正義の味方ゲイリー・クーパーで、助けてほしかっただけ」と説明。一方デヴィッドは「クリスはスーザンの空想世界、彼女にとっての現実世界のために尽くした。でも自分の人生を捨てたつもりはないんだ。彼にとっては彼女が現実だ」とクリスの持つ正義を語る。
スーザンとクリスの関係性について、デヴィッドが「彼らはとても愛し合っていて、それは相手も同じだと信じていると思う」と語ると、オリヴィアは「理想の愛」と続ける。そしてデヴィッドは「妄想的な部分はあっても、お互いに対する愛というのが根底にあったと思う。彼らは罪を認めないようお互いを管理し合っていたんだ。彼は普段から事件のことを話題にしてはいけないと15年もの間考えていたんだろう」と語り、最後に「“愛は人を愚かにするか”って?個人的には同意だが詳細は言えない」と意味深な一言。そんなデヴィッドに、オリヴィアがすかさず「あとで教えて」と笑顔でお願い。仲睦まじい夫婦を演じた二人の“あうんの呼吸”が感じられる、チャーミングなやり取りを見せて締めくくった。
ドラマ『ランドスケーパーズ 秘密の庭』(字幕版・吹き替え版/全4話)は、Amazon Prime Videoチャンネルの「スターチャンネルEX」にて全話配信中。BS10スターチャンネルにて、字幕版が5月16日より毎週月曜23時ほか(5月8日第1話先行無料放送)、吹き替え版が5月18日より毎週水曜22時ほか放送。