マーベルの“愛されキャラ” ソー、ロキとの兄弟ゲンカ&“昔の恋人”の存在も 波乱万丈の人生振り返り!
映画史を塗り替える大ヒットを叩き出し、観客の予想を覆すストーリー展開でますます勢いを増していくマーベル・スタジオ最新作『ソー:ラブ&サンダー』が7月8日に公開となる。今回はそんなアベンジャーズの“ビッグ3”として、MCUを引っ張ってきた“愛されキャラ”なソーの波乱万丈な人生を振り返ってみたい。
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■ 破天荒でオレ様気質&ごう慢な態度で地球へ追放(2011年公開『マイティ・ソー』)
『マイティ・ソー』 ディズニープラスで配信中(C)2022 MARVEL
祖国アスガルドの王オーディンを父に持つソーは、次期王として期待を寄せられていた。しかし自分の強さを過信するがあまりに、何か問題が起これば「戦い」で対決、自分より強い者は誰もいないという自信にあふれ、豪快で大胆なソーは、敵がアスガルドへ攻めてきた時に1人で戦いにいくという身勝手な行動を起こし、罰として地球に追放される。
なぜ自分が間違っていたのか…。なぜこんな罰を受けないといけないのか…。混乱するソーだったが、地球で天文学者のジェーンはじめ、新たな仲間と出会い協力して戦うことで、強さだけではなく、痛みや苦しみ、弱さを学んで、ヒーローとしてさらにたくましくなっていく。
■ 弟ロキとケンカするも仲良くなって兄弟愛が爆発 (2013年公開『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』、2018年公開『マイティ・ソー バトルロイヤル』)
『マイティ・ソー バトルロイヤル』ディズニープラスで配信中(C)2022 MARVEL
ソーの波乱万丈な人生に、弟ロキの存在は無視できない。2人は兄弟として共に過ごしてきたが、ある日、ロキは自分の出生の秘密を知り、2人の間に血縁関係がないと判明。アスガルドの王として称えられる兄への嫉妬心が爆発、ソーの宿敵となって襲い掛かる。
地球への襲撃、そしてニューヨークでやりたい放題の大暴れをし、ソーやアベンジャーズの敵としてどんどん野心をむきだしにしていく弟。あらゆる戦いを経て2人は犬猿の仲のような関係を築いていったが、再びアスガルドへ危機が迫った時、ソーが共に戦う相手として選んだのは、まさかのロキだった。
ずっと裏切っていたロキだが、ソーを守るために自らの命を犠牲にしようとする行動までみせ、手を組むことでソーがロキへ抱く思いも変わりつつあった。その後も2人はチームワーク抜群なコンビネーションをみせ、兄と共に行動できることに喜び大はしゃぎするロキの側で、何度裏切られても最終的には許してしまうソーの兄弟愛が爆発。世界を揺るがすケンカをしながらも、心はずっと仲が良かった幼い頃のままで、ソーの人生にロキの存在は欠かせない。