マーベルの“愛されキャラ” ソー、ロキとの兄弟ゲンカ&“昔の恋人”の存在も 波乱万丈の人生振り返り!
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』ディズニープラスで配信中(C)2022 MARVEL
ソーが愛してやまないのが、天文学者のジェーン・フォスターだ。彼女とはソーが地球に追放された時に出会い、ロキが地球へ攻め込んできたときは彼女の力を借りながら敵に立ち向かい、さらにジェーンが研究中に体内に恐るべきエネルギー体が入り込んでしまったときにはアスガルドへ彼女を連れていき、懸命に治療しようとするなど、ソーはジェーンへの愛を深め、いつしか2人は愛し合う関係となった。
しかし、ある時点からジェーンは姿をみせなくなり、ソーは「ジェーンは昔の恋人だ…」と別れたような発言をしながらも、一度はアスガルドへ連れていき、自分の母親にも会わせたと思い出話をアベンジャーズたちの前で話しはじめ、未練タラタラで情けない姿をみせたことも。
■ 最強の敵に打ち勝つことができず、引きこもり“デブソー”に(『アベンジャーズ/エンドゲーム』)
アベンジャーズにとって、そしてソーにとっての最大の戦いが、人類の半分を消し去ってしまった最凶最悪の敵・サノスとの戦い。ソーは何人もの仲間を奪ったサノスに怒り心頭し、失ってしまった人たちを取り戻そうとするも、あと一歩のところでしくじってしまう。
サノスに打ち勝つことができず、大事な弟や仲間も失ってしまい、さらにジェーンとも別れてしまったことで、5年間引きこもり酒に溺れた彼は、ヒーローとして活躍していたソーの面影が無くなるほど、“デブなソー”になって落ちこぼれてしまう。自信に満ちあふれていたはずの彼が、我を見失い殻にこもってしまうという情けない姿もまたファンから愛される人間らしい魅力だ。
毎日酒やゲームとだらしない生活を送っていたソーだが、ハルクやロケットからの言葉に再び心を奮い立たせ、サノスへ立ち向かうことを決めた彼は、アベンジャーズたちと協力し、ボロボロになりながらも見事地球を救ったのだった。
■ 全宇宙を守る戦い、兄弟ゲンカ、恋愛を経て…今度は”自分探し“の道へ―(7月8日公開『ソー:ラブ&サンダー』)
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』ディズニープラスで配信中(C)2022 MARVEL
数々の戦いで身を削り、仲間や愛する人を守ってきたソーだが、その一方で多くの傷を追ってきた彼はいつしか戦いを恐れるようになっていた。
山あり谷ありな人生を送ってきた彼が、今度は一度ゼロに立ち返って、まさかの「ヒーロー卒業」を宣言。すでに解禁された予告ではハード・ロックスタイルの派手な衣装に身を包み、宇宙の荒くれ者のガーディアンズと共に旅をするシーンが公開され、自分探しに迷走しながらも、はたまた波乱万丈な冒険を期待させる仕上がりに。
先日解禁となった予告では、新しい道を進むと宣言したかと思いきや、バトルロープでダイエット(!?)をはじめたり、宇宙の荒くれ者ガーディアンズとちぐはぐなやり取りをしたり、謎の美女との熱いキスをかわしたりと、ツッコミどころ満載のソーが披露され、「ソーがダイエット成功してる!」「クイルを見つめるソー可愛い」「もう兄上がどこに向かってるのかわからないけど、ただただ可愛い」など、ファンからの熱いコメントが殺到していた。
人生の酸いも甘いも知り尽くした彼が、最新作で歩む新たな旅路とは? 何が起こるか分からない、ノープランの彼が描く新たな物語から目が離せない。
映画『ソー:ラブ&サンダー』は、7月8日より公開。