山下敦弘×宮藤官九郎が初タッグ! 台湾映画『1秒先の彼女』日本版リメイク決定
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◆監督:⼭下敦弘 コメント
『1秒先の彼⼥』を観て主⼈公のシャオチーを演じるリー・ペイユーのファンになり、リメイクに名乗りを挙げさせていただきました。が、しかしチェン・ユーシュン監督の唯⼀無⼆なその世界観、“時間にまつわるファンタジーラブロマンス”と書いてしまえば簡単に聞こえますが、映画全体にユーシュン監督のエッセンスというか“魔法”みたいなものがふりかけられていて、そう簡単にリメイクさせてはくれない作品を前に思考が停⽌してしまい、⼀体どうやってリメイクすればいいのか全く分からなくなってしまいました。と、その時、脚本家・宮藤官九郎という救世主が現れ、⾃分たちなりの“魔法”のかかった新たな作品として作る意味と楽しさを授けてくれました。宮藤さんとは俳優としてご⼀緒させていただいたことはありましたが、監督と脚本家という⽴場は初めてで、どう接すればいいのか分からずにいましたが、今は完全に⽢えています。⾃分としては5年振りの⻑編映画なので、初作品を作る新⼈監督のつもりで臨みたいと思っています。
◆脚本:宮藤官九郎 コメント
⼭下さんの作品に呼んで頂いたり、⼭下さんが僕の作品に出てくださったりしましたが、いよいよ監督と脚本家という、シャレにならない形で関わることになりました。感無量です。
既存の作品のリメイクは初めての経験でしたが、オリジナルのファニーで可愛らしい印象は残しつつ、せっかく⼭下監督が撮るんだからと欲張って、⼈⽣の苦み、もどかしさ、おかしみなどのエッセンスを盛り込み、我ながらいい塩梅に変換できたと思います。
何しろ監督も僕も、台湾版の結末に⼼を掴まれ、あの読後感を⼤事にしようという⼀点では⼀致していたので、途中、寄り道しますが、ゴールは⼀緒のはず。楽しみです。
すいません、キャスト発表できたら、もっと⾊々⾔えるんですが。キャストの名前、早く⾔いたい!