阿部サダヲ「爪が顔に見えてくる」と珍発言 岡田健史は「本当に?」と疑問
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俳優の阿部サダヲ、岡田健史、岩田剛典、白石和彌監督が7日、都内で開催された映画『死刑にいたる病』公開記念舞台あいさつに出席。阿部が“病的にハマっていること”を明かした。
【写真】阿部サダヲ、自分の爪を岡田健史にアピール
本作は、櫛木理宇による同名小説の映画化で、日本史上類をみない数の若者を殺した連続殺人鬼・榛村大和(阿部)が、大学生の筧井雅也(岡田)との対話の中で、一件の冤罪を主張しはじめ、筧井がその真相に迫っていく姿を描くサスペンス。
連続殺人鬼・榛村を演じた阿部は、周りからの反応を「『おもしろかった』という方も結構いましたし、『ポップコーンを途中で食べられなくなった』っていう方も…」と告白。岡田は本作について「今までの作品のクオリティとか、関わってくださったみなさまの思いは別として、自分のクオリティも含めて初めて自分の芝居を『おもしろい』、『この作品を観てほしいな』と強く思えた作品でした」と思いを口にした。
榛村の“表の顔”はパン屋であるということから、役作りに関しては「パン屋さんにいるときは普通の人ですからね。本当に普通に演じました。普通の人に見えるように」と明かす。さらに「“晴れ、ときどき殺人”みたいなそんな感じです」と話し、笑いを誘った。そんな阿部の殺人鬼役について岩田は「邦画の中でも、ここまでのサイコキラーは邦画史に残るんじゃないかというくらいのインパクトがありました」と語った。
イベントではタイトルにちなみ「病的にハマっていること」を発表する場面があった。阿部は「爪が顔」と答え「観ていただいた方はおわかりのように、爪が好きなんでしょうね。撮影が終わって爪をよく見るようになって、最近ずっと爪を見ていると、爪が顔に見えてくる。左手の薬指の爪をずっと見てると、最近天海祐希さんに見えてくる」と語る。
岡田が「本当に?」と疑うと、阿部は自分の手を岡田の方に差し出し、爪をアピール。岡田は凝視するも「いや…」と首を傾げ、阿部は「ねぇ? 天海さん」と自分の爪に話しかけて笑いを誘った。