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『死刑にいたる病』原作者・櫛木理宇が厳選! おすすめ“サイコキラー映画”3選

映画

映画『死刑にいたる病』本ポスタービジュアル

映画『死刑にいたる病』本ポスタービジュアル(C)2022映画「死刑にいたる病」製作委員会

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阿部サダヲ

水上恒司

 俳優の阿部サダヲと岡田健史がダブル主演する白石和彌監督の最新作『死刑にいたる病』が、5月6日より公開される。本作は、作家・櫛木理宇の同名小説を映画化したサイコサスペンス。劇中では、若者を次々狙う連続殺人鬼を阿部サダヲが不気味に演じているが、今回、櫛木自身がセレクトした、本作と同じくサイコキラーが登場するおすすめの映画作品を、コメントと合わせてご紹介!

【写真】作家・櫛木理宇セレクト おすすめサイコホラー映画3選フォトギャラリー

■『ハウス・ジャック・ビルト』(2018)

『ハウス・ジャック・ビルト』(2018)殺人鬼ジャック 写真提供:AFLO
 建築家になる夢を持ちながら、殺人に没頭するジャックの12年間の軌跡を、鬼才ラース・フォン・トリアー監督が描く。
 
 櫛木は「5つのエピソードから成るサイコキラー映画。白眉は3話で、そこから加速度的に残酷度もブラックユーモア度も上がっていきます」とコメント。カンヌ国際映画祭の公式上映では、想像をはるかに超えた過激な仕上がりゆえ途中退出者が続出となった、トラウマ必至の1本だ。

■『ファニーゲーム』(1997)

『ファニーゲーム』(1997)2人の青年 写真提供:AFLO
 湖畔の別荘でバカンスを過ごす家族の元に現れた2人の青年。「明日の朝9時までにあなたたちを殺せるか否かゲームをしよう」と家族に告げ、一家は“ファニーゲーム”の参加者にされてしまう。
 
 あまりに挑発的で暴力的な内容に世界各地で物議を醸した衝撃の問題作。櫛木は「観客を不快にさせることのみを目指した作品と言っても過言ではなく、その姿勢が逆に潔いほどです」と称賛している。

■『ノー・カントリー』(2007)

『ノー・カントリー』(2007)殺し屋アントン・シガー 写真提供:AFLO
 80年代、メキシコ国境沿いのテキサスを舞台に、麻薬取引がらみの大金を持ち逃げしたばかりに、理不尽なまでに容赦のない宿命を背負わされてしまう男の運命を描くバイオレンス・ドラマ。
 
 櫛木は「サイコを通り越して、もはや非人間的な殺人鬼が追ってくるスリラー映画。とにかく怖いです。あまりの怖さに途中でちょっと笑ってしまうほど」と、もはや“笑い”の境地にまで達する恐怖を体験できる作品と太鼓判。コーエン兄弟が監督・脚色を手掛け、第80回アカデミー賞において、作品・監督・脚色・助演男優の4部門を受賞している。

<『死刑にいたる病』阿部サダヲが表と裏の顔を持つサイコキラーに>

『死刑にいたる病』阿部サダヲ演じる連続殺人鬼・榛村 (C)2022 映画「死刑にいたる病」製作委員会
 そして、5月6日公開となる映画『死刑にいたる病』にも、希代のサイコキラーである榛村大和が登場。阿部演じる榛村は、表の顔は優しきパン屋の店主だが、24人もの若者を殺した連続殺人鬼の顔を隠し持っている。

 新たなサイコキラーを描いた本作を鑑賞した櫛木は「おすすめで挙げた3作品と映画『死刑にいたる病』は、まったく違うアプローチの映画です。ふっともたらされる笑いはあっても、次の酷薄なシーンできれいに打ち消されます。ショッキングなシーンの羅列ではなく、過剰に血や内臓を見せるでもない、しかしまぎれもなくサイコなサイコキラー映画を、どうぞお楽しみください」と語っている。

 映画『死刑にいたる病』は、5月6日より全国公開。

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