岡田結実&齊藤英里W主演映画『ウラギリ』、8月公開 友情の絆、信じる難しさを描く
■岡田結実(岡本加奈子 役)
岡本加奈子を通して今回このウラギリという作品に携わらせていただいて、撮影日数的に短くてあっという間にいい意味で心に傷を残した作品だったなと思いました。撮影前も撮影中も色々考えていて、“ウラギリ”ってそもそも何なんだろうとか。裏切る事って友情仕事恋愛でも最初は信頼されていた。人から信頼を得る事って簡単では無いし、社会人になればなるほど信頼できる人ってそんな簡単には増えないから加奈子はそれでも幸せだったんだ、と思いました。信頼できる誰かがいる事、今もいる人はとても幸せな事だと思いました。その信頼できる人に手を差し伸べる事が出来るように、もがいても泣いてもいいから悩んだ最後は大事な人を助けられる人でありたいと思える作品でした。是非見ていただきたいです。
■齊藤英里(岩谷紗理奈 役)
今回、長編映画初主演で岩谷紗理奈を演じさせて頂きました。台本を読ませて頂いた時、クランクインするまでの役作りや、紗理奈の想いを一つずつ噛み砕いていくのに、楽しみと同時に不安な思いもありましたが、中前監督をはじめ共演者の方々に支えて頂き、自信をもって全力で紗理奈を演じきることができました。緊張感ある現場で学ばせてもらうことは多く、その中で紗理奈として生きた経験は私の中でとても大きな財産です。ありふれた日常に起きた、それぞれの想いを熱く感じられるヒューマンドラマです。真実とは。優しさとは何か。是非劇場にてご覧下さい。
■真夜中の12時
初めての映画タイアップで、お話を頂いたときはドッキリだと思い、周りにカメラがないかキョロキョロしたら、プロデューサーの方に笑われました笑。今回は私、新納直が作詞にも参加させていただき、連載エッセイなどで文を書くのはもともと好きだったのですが作詞は初めてで本当に光栄です。撮影時の背景を思い浮かべながら作詞しましたが、役者としても勉強になり、とても貴重な機会になりました。「ウラギリ」はリアルな世界観の作品で、あの時こうしておけばよかった・・など自分自身の体験を思い出したり共感するシーンが多く、思わず没頭して観てしまいました。英語の発音やラップのテンポなど歌詞に気持ちを乗せて歌ったので、ぜひ劇場でたくさんの方に聴いてもらいたいです!