自分の音楽を貫いた型破りなスーパースターの生き様!『エルヴィス』、日本版ポスター&予告編解禁
バズ・ラーマン監督がメガホンをとるエルヴィス・プレスリー伝記映画『エルヴィス』より、日本版予告とポスタービジュアルが解禁された。
【動画】伝説のライブの熱狂を再現! 映画『エルヴィス』日本版予告
“ロック”を創り世界史上最も売れたソロアーティスト、エルヴィス・プレスリー。彼がいなければ、ビートルズも、クイーンも存在しなかった。本作は、そんなエルヴィスの<誰も知らなかった>真実の物語を、『ムーラン・ルージュ』のバズ・ラーマン監督が映画化したミュージック・エンタテインメント。数々の逆境を打ち破り世界を変えていくエルヴィスの生き様が、多くの伝説的なライブとともに描かれる。第75回カンヌ国際映画祭アウトオブコンペ部門への出品が決定している。
若い無名の歌手だった頃から時代を背負うアイコンになるまでのエルヴィス役に抜てきされたのは、新星オースティン・バトラー。ほぼ全編にわたり、吹き替え無しで本人になりきり歌唱とダンスを披露している。若き日のエルヴィスの才能をいち早く見つけ、生涯にわたりエルヴィスのマネージャーを務めた強欲で悪名高いトム・パーカー役を演じるのは、二度のアカデミー賞受賞歴を誇るトム・ハンクス。
そのセンセーショナルすぎるパフォーマンスから若者に熱狂的に愛された一方で、中傷の的にもなり警察の監視下に置かれていたエルヴィス。今回解禁されたのは、人気絶頂時に42歳という若さで死去した彼が、当時直面していた危険な状況の一端を垣間見ることができる日本版予告。
腰を小刻みに揺らし、つま先立ちする独特でセクシーすぎるダンスと、禁断の音楽“ロック”を熱唱するエルヴィスに、女性客は大興奮。小さなライブハウスから始まったその熱狂は瞬く間に全米に広がり、エルヴィスはスーパースターになっていった。しかし、若者に熱狂的に受け入れられた一方、まだ保守的な価値観しか受け入れられなかった時代にブラックカルチャーをいち早く取り入れたパフォーマンスで、エルヴィスは世間の非難を一身に浴びてしまう。
そんな中行われた、故郷メンフィスでのラスウッド・パークスタジアムでのライブ。警察はライブを監視し、マネージャーのトム・パーカーは「指一本でも動かせば逮捕だ…」と忠告しエルヴィスらしいパフォーマンスを阻止しようとする。しかしエルヴィスの選択は、「誰に何を言われようと自分の心に従え」。圧巻のライブパフォーマンスはさらなる熱狂を生み、伝説のライブのひとつとなった。
しかしそんな熱狂の最中、トムは「どれだけの危険が待っているか、彼にはわかっていない…」「誰が(エルヴィスを)殺したかって?私だけが知っている」と意味深に語る。そして最後はエルヴィスが「伝説は古い?見せてやろう、未知の世界を」と自信たっぷりに語る場面で終了。果たして、今なお謎に包まれているスーパースター・エルヴィスの死の真相とは。
日本版ポスターは、エルヴィスがロックを生み出し世界を一変させた瞬間を切り取った、当時の興奮と熱狂が伝わってくるようなビジュアル。横には「音楽で世界を変えたスーパースターの“伝説”の裏側。実話。」というコピーが添えられている。
映画『エルヴィス』は7月1日より全国公開。