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羊ではない“何か”がついに姿を現す! 禁断のネイチャー・スリラー『LAMB/ラム』予告

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映画『LAMB/ラム』ポスタービジュアル

映画『LAMB/ラム』ポスタービジュアル(C)2021 GO TO SHEEP, BLACK SPARK FILM &TV, MADANTS, FILM I VAST, CHIMNEY, RABBIT HOLE ALICJA GRAWON‐JAKSIK, HELGI JÓHANNSSON

 カンヌ国際映画祭で上映されるやいなや観客を騒然とさせた衝撃作『LAMB/ラム』より、本日6月6日が<ひつじの日>であることを記念して、日本版予告とポスタービジュアルが解禁された。

【動画】羊ではない”何か”が姿を現す!『LAMB/ラム』予告編

 『ミッドサマー』『ヘレディタリー/継承』『スイス・アーミー・マン』などを手掛けたアメリカの配給会社「A24」が北米配給権を獲得して話題を呼んだ本作。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』などの特殊効果を担当した、北欧の新たな才能ヴァルディミール・ヨハンソンの長編監督デビュー作で、主演・製作を『プロメテウス』『ミレニアム』シリーズなどで知られるノオミ・ラパスが務める。衝撃的な設定の中にリアリティを持った世界観を構築し、第74回カンヌ国際映画祭ある視点部門「Prize of Originality」を受賞したほか、アカデミー賞国際長編部門アイスランド代表作品に選出されるなど高い評価を受けている。

 山間に住む羊飼いの夫婦イングヴァルとマリア。ある日二人が羊の出産に立ち会うと、羊ではない“何か”が産まれてくる。子供を亡くしていた二人は、その“何か”をアダと名付け育てることにする。アダとの家族生活は大きな幸せをもたらすが、やがて彼らを破滅へと導いていく―。

 予告編は、多くのアイスランド民謡が織り交ぜられた本作にちなんで「あるところに愛する子供を亡くした羊飼いの夫婦がいました」というおとぎ話調の語りで始まる。農場で穏やかに暮らすある夫婦が映し出されるが、羊の出産で“何か”が産まれると、「産まれたのは禁断(タブー)でした」とナレーションが入り、映像は不気味な展開へ。猟銃を構える妻マリアや死体となった羊の姿など、恐ろしいシーンが次々と映し出される。

 混沌とした雰囲気の中、ついにその“何か”の姿が垣間見える。この世のものとは思えないその存在は一体なぜ生まれてきたのか。最後を締めくくる「幸せの始まりよ」というマリアの言葉と獣の鳴き声が意味深に響き、不穏かつ衝撃的な予告編に仕上がっている。

 日本版ポスタービジュアルは、A24が開発したビジュアルをグラフィックデザイナーの大島依提亜氏がデザインを再構築。マリアがアダと名付けた“何か”を大切に抱きかかえる様子が絵画調に切り取られ、不穏ながらも美しい作品の世界観が表現されている。

 また6月10日より、ビジュアルデザインの大島氏が同じくデザインを手がけた、「母なる自然の優しい風合い『LAMB/ラム』墨絵風てぬぐい」特典付きムビチケカード券が上映劇場にて販売開始となる。ムビチケサイトからはムビチケオンライン券(特典なし)も購入可能。詳細はムビチケ公式サイトにて。

 映画『LAMB/ラム』は9月23日より全国公開。

映画『LAMB/ラム』日本版予告編

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