『ONE PIECE FILM RED』興収80億円を突破 “ルフィ”田中真弓の名ゼリフに山田裕貴らが雄たけび
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映画『ONE PIECE FILM RED』にて、クラゲ海賊団を演じる俳優の山田裕貴、お笑いコンビ・霜降り明星が18日、都内で実施された公開記念舞台あいさつ~クラゲ海賊団の宴~に登壇。会場には声優の田中真弓がサプライズ登場し名ゼリフを披露、山田とせいやは感極まって喜びの雄たけびをあげていた。
【写真】田中真弓が樽からサプライズ登場! 『ONE PIECE FILM RED』公開記念舞台あいさつ~クラゲ海賊団の宴~の様子
本作は、全世界累計発行部数5億部を突破した尾田栄一郎の同名漫画を原作とする人気アニメシリーズの最新映画。ルフィ率いる麦わらの一味が、世界で最も愛されている歌手・ウタ(ボイスキャスト:名塚、歌唱キャスト:Ado)をめぐる騒動に立ち向かうさまを描く。
本作に出演した山田は「本当に大好きな作品で、俳優になる前からいつか『ONE PIECE』の声をやりたいと思っていました。下積み時代に居酒屋さんでバイトをしていた時のネームプレートにも“俳優王に俺はなる”と書いていました。それぐらい思い入れのある作品なので、めちゃくちゃ嬉しかったです」と喜びを熱弁。せいやも「『ONE PIECE』は20年ぐらい好きなので成長過程を思い出しました。『STRONG WORLD』で零巻欲しさに汗だくで映画館に並んだ思い出があって、そんな映画に出れること、また、シャンクスがキーになる『FILM RED』に出られたことが感慨深い」とお客さんとして観に行っていた当時を振り返りながら語った。
台本をあえて読まずに映画の公開を待っていたというせいや。「2回観ました。2回目がまたいいですよね。ウソップとヤソップのシーンが最高だった」と語ると、それには、山田も共感。IMAXで鑑賞したという山田は「ウタちゃんの歌声、魂が響く。本当に心に届く。ウタの歌を聞いて行くと、ウタの気持ちになりすぎちゃって泣いてしまうんですよ。2回目観た時は、ウタがどんな気持ちで歌を歌い、どんな想いでみんなを幸せにしたいと言っているのか分かって、より泣けてくる」と興奮冷めやらぬ様子。山田とせいやからは、映画のシーンのモノマネも飛び出し、会場を沸かせた。
そして、『ONE PIECE』から生き方を学んだという山田が改めてルフィの魅力を問われると「ルフィの『支配なんかしねェえよ。この海で一番自由な奴が海賊王だ!!!』というセリフは、みんなが笑って暮らせる世の中になればいいなということだと思う。ルフィは辛い時も苦しい時も乗り越えて仲間を助けてきた。誰も傷つけず、支配もしない。そこがルフィの良さ」と話した。
フォトセッションでは壇上に大きな樽が用意され、「『ONE PIECE FILM RED』大ヒット!」という掛け声を発すると、モンキー・D・ルフィ役の田中真弓がなんと樽の中からサプライズ登場! 何も聞かされていなかった山田と霜降り明星は、腰を抜かすほど驚き、舞台上は騒然に。全く気付いていなかった3人は驚きを語りながらも、直前までルフィの魅力を語っていた山田は「まさかお会いできると思っていなかったので本当に嬉しいです」と涙目で語った。
そして田中はサプライズ登場だけではなく、うれしい報告も。持ち上げていた樽の蓋をひっくり返すと「祝! シリーズNo.1興収!!!」の文字が。さらに、MCからこの日の上映をもって、動員が570万人、興行収入が80億円を突破したことが発表され、会場全体で大ヒットをお祝いした。
舞台袖で『ONE PIECE』愛あふれるトークを聞いていた田中は「熱い思いは伝わりました」とうれしさをにじませる。3人からセリフをリクエストされた田中は、名セリフを次々と披露。田中が「祐貴、せいや、そして粗品。お前たちはおれの仲間だぁ~!」とセリフを披露すると、山田とせいやは喜びの雄たけびをあげていた。
最後に粗品は「ONE PIECE初心者でも楽しめます」、せいやが「何回も見て、楽しめる映画です。アクションもラスト20分怒涛です!」、山田が「『ONE PIECE』ファンはここでしか出ない新情報が楽しめるし、初めての人も音楽好きの人も楽しめる。何よりも胸打つストーリーを楽しんでいただけると思います」、田中が「IMAXやMX4Dなど全バージョンでみたい」とそれぞれコメント。そして、田中の「クラゲ海賊団の宴だー!」という言葉でイベントを締めくくった。
映画『ONE PIECE FILM RED』は公開中。