生田斗真主演『湯道』、“国民的音源”で始まる特報解禁 生見愛瑠、窪田正孝ら追加キャストも発表
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俳優の生田斗真が主演する映画『湯道』より、第3弾キャストとして、小日向文世、角野卓造、生見愛瑠、窪田正孝の出演が発表された。また、“国民的音源”ともいえる、お風呂が沸いたときの“あの音楽”で始まる特報映像も解禁された。
【動画】国民的音源から始まる『湯道』特報映像
脚本の小山薫堂が啓蒙活動を続けている、日本文化「お風呂」について精神や様式を突き詰める新たな道「湯道」が、完全オリジナル脚本で映画化。心も身体もシットリ感動、ホッコリ幸せな気分に“整う”銭湯を舞台にしたお風呂エンタメだ。メガホンを取るのは『HERO』『マスカレード』シリーズの鈴木雅之。
主人公は建築家の三浦史朗。父が遺した実家の銭湯「まるきん温泉」をマンションに建て替えるために帰省をするも、実家を引き継いだ弟・悟朗は実家を飛び出した兄に反発し、冷たい態度。銭湯の看板娘・いづみが仲裁に入るも兄弟げんかが繰り返される。そんなある日、ある事件をきっかけに、史朗は弟の代わりに「まるきん温泉」の店主として過ごすことに…。いつもと変わらず暖簾をくぐる常連客、夫婦や親子、分け隔てなく一人一人に訪れる笑いと幸せをもたらす“お風呂の魅力”に史朗もしだいに魅入られていく。
主人公・史朗を演じるのは生田斗真。史朗と犬猿の仲である弟・悟朗を濱田岳、史朗と悟朗の実家の銭湯(まるきん温泉)で働く看板娘・秋山いづみを橋本環奈が演じる。
今回解禁となったのは、440年、十六代続く家元の下、「入浴、お風呂について深く顧みる」精神を継承する場である「湯道会館」、そして「湯道」に魅せられた人々。
「お風呂」が唯一の趣味で、「湯道会館」にて、湯の作法と素晴らしさを学ぶ定年間近の郵便局員・横山正には、小日向文世。妻と娘二人の女系家族の中、肩身の狭い想いをしながらも、退職金で自宅に檜風呂を作りたいと夢見る横山を哀愁漂わせながら、魅力的に演じる。そんな横山の退職金で自らの卒業旅行を計画する横山家の次女・舞香に生見愛瑠。そして、「湯道」第十六代の家元・二之湯薫明は名バイプレイヤーの角野卓造が、威厳とユーモアたっぷりに演じた。
また、家元・薫明の内弟子・梶斎秋役で窪田正孝が出演。慎ましくも精悍な表情の浴衣姿から身体を張った入浴姿まで、魅力全開に体現する。
そんな「湯道会館」のセットも150坪のスタジオ内に誕生。色づいた紅葉の庭、その紅葉が美しく反射した檜の湯舟・・・洗練された湯道具に、壁には、「湯道」の根幹にある精神、湯は心を温めるためにある事を意味する「湯道温心」の掛け軸が。茶道や華道にも通じる、日本の和の文化が凝縮されたかのような「湯道会館」のセットも必見だ。
本編初公開となる特報は、まさに国民的音源とも言える、お風呂が沸いたときの“あの音楽”で始まる。「熱っ!」と湯舟から真っ赤な裸で飛び出したかと思えば、兄弟喧嘩を始める史朗(生田斗真)と悟朗(濱田岳)。銭湯「まるきん温泉」の開店準備をする看板娘・いづみ(橋本環奈)に、自宅の風呂で涙する横山(小日向文世)、ワイングラスで湯を汲む温泉評論家・太田(吉田鋼太郎)。そして、湯舟にしっかり浸かる湯道家元の内弟子・梶(窪田正孝)など、湯を愛する一癖も二癖もある登場人物たちの日常がコミカルに描かれる。
さらに、温泉と言えばお馴染みの湯に浸かっている猿の姿に、全身泡まみれの厚切りジェイソン演じるアドリアンの姿も…!? 銭湯、温泉、五右衛門風呂…と様々なお風呂も登場し、この特報だけでも“湯”に浸かりたくなること間違いなし、『湯道』にどっぷり浸かれる特報映像となっている。
映画『湯道』は2023年2月23日より全国公開。