SixTONES・松村北斗、声優初挑戦 新海誠監督『すずめの戸締まり』オーディションで抜擢
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新海誠監督のアニメ映画『すずめの戸締まり』で、主人公のすずめと旅をする「閉じ師」の青年・宗像草太の声をSixTONESの松村北斗が務めることが発表された。松村は声優初挑戦。
【写真】声優デビューが決まったSixTONES・松村北斗
新海監督の3年ぶりの最新作となる本作は、日本各地の廃虚を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女すずめの解放と成長を描く冒険物語。主人公すずめの声を原菜乃華が務める。
宗像草太は“災い”をもたらす扉を閉めることを使命とする「閉じ師」で、日本各地に現れる扉を探す旅をしている青年。九州にて扉のある廃虚に向かう途中ですずめと出会い、突如扉から現れた災いに立ち向かうことになる。
新海監督の描く「宗像草太」は、“閉じ師”という浮世離れしている存在でありながらも等身大な青年。そのイメージを具現化するために、監督がオーディションで実力派から有名俳優まで数多くの声を直接聴いた上で松村を見いだした。
監督は「表現への追求と、絶え間ない内省と、切実な使命感。北斗くんのそういう精神性が、草太というキャラクターにぴったりと重なりました。彼の声の芝居は鮮烈です」と語っている。
松村は「アフレコは初めての経験なので最初は緊張しましたし、声だけで表情と感情を出さないといけない難しさもあり、いくら練習しても出来ない事もいっぱいありましたが、監督やスタッフの方々のおかげで変わっていくことができました」と語った上、「映画でしか、アニメでしか描けない作品で、観た方すべてがこの日常の中で奇跡を味わえると思うので、多くの方にこの体験を味わってもらいたいなと思います」とコメント。
非常に難しい役どころを演じるにあたっては、「僕が演じる宗像草太は、監督の作品では観たことが無いキャラクターだったので、僕としても聞いたことのない声色が出せたらいいなと考えて、監督とも色々お話させていただきました。草太は神と人間の融合体みたいなイメージと監督がおっしゃっていたので、いつもよりは少し低い声を当てています」と明かした。
加えて、本編の鍵となる大きな秘密も解禁。草太は、ある出来事をきっかけに“すずめの椅子”に姿を変えられてしまう。“すずめの椅子”とは、すずめが幼い頃に使っていた脚が1本欠けた子供用の椅子で、既に公開されている予告映像でも、カタカタと動きすずめを驚かす姿や、すずめと一緒に坂道を駆け上がる姿など、そのコミカルな動作が話題になっていた。
さらに、本日9月6日21時よりYouTube特別配信「In Front Of The Door」が東宝公式YouTubeチャンネルにてプレミア公開されることが決定。岩戸鈴芽(すずめ)役の原、宗像草太役の松村、新海監督の3名が登場し、アフレコの感想や新海監督からみた原、松村の印象など、ここでしか聞けない話がふんだんに語られる。さらに初解禁となる宗像草太の紹介映像も公開。草太が“すずめの椅子”の姿に変わってしまう重要なシーンも?
アニメ映画『すずめの戸締まり』は、11月11日より全国公開。