篠原涼子、5年ぶりフジ連ドラ出演で手話の演技に初挑戦 『silent』で目黒蓮の母親役
女優の川口春奈が主演を務め、Snow Manの目黒蓮と共演する木曜劇場『silent』(フジテレビ系/毎週木曜22時)の追加キャストとして、篠原涼子の出演が発表された。5年ぶりのフジ連ドラ出演の篠原は、徐々に聴力を失っていくという難病を患う佐倉想(目黒)の母親・佐倉律子役を演じる。
【写真】川口春奈&目黒蓮『silent』寄り添いあう2人
オリジナル作品となる本作は、川口演じる主人公の青羽紬がかつて本気で愛した恋人である目黒演じる想と、音のない世界で“出会い直す”という、切なくも温かいラブストーリー。
篠原が演じる律子は、夫と共に愛情深く想を含む3人の子供たちの成長を見守り続け、どんなときでも自分のことより家族を大切に思い生きてきた女性。そんな律子にとって、いつも穏やかで周囲の人間への気配りを忘れない想は自慢の息子である一方、自由奔放でいつも気兼ねなく話をできる娘2人に比べ、優しさからあまり本音を明かしてくれないことに対して少し寂しく思う時も。
ある日、息子が耳に異変を感じ始めたことに誰よりも早く気付いた律子は、すぐに想を病院に連れて行く。そこで医師から告げられた現実に律子は取り乱してしまう。遺伝性の可能性もあるとの言葉に責任を感じ、自己嫌悪に陥ってしまう律子だったが、想のためにと自分なりに病気と向き合う覚悟を決めて…。
これまでも母親役をはじめ、さまざまな役柄のキャラクターを演じてきた篠原だが、今回はキャリア初となる手話での演技に挑戦。自身の役について「律子という役は難しさの中にやりがいのある役。心情の部分を表現することが多い作品だと思いますので、セリフの奥にある思いを表現できたら」と語るなど、母として、一人の人間として、徐々に耳が聞こえにくくなっていく息子と“一緒に生きていく道”を見いだそうとする人物をどのように演じるのか、期待が高まる。
木曜劇場『silent』は、フジテレビ系にて10月より毎週木曜22時放送。
※篠原涼子、村瀬健プロデューサーのコメント全文は以下の通り