ショーン・ペン監督&主演『フラッグ・デイ』12.23公開 娘と父の20年をたどる場面写真公開
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ショーン・ペンが監督・主演を務める映画『フラッグ・デイ 父を想う日』の公開日が、12月23日に決定。併せて、娘と父のかけがえのない20年をたどる新場面写真が解禁された。
【写真】娘と父の20年をたどる『フラッグ・デイ 父を想う日』場面写真
本作は、大好きな父親が実は犯罪者だったという衝撃の実話を映画化。アカデミー賞主演男優賞を2度受賞した名優ショーン・ペンが、構想15年をかけて監督・主演を果たした。ショーンが演じるジョンの娘ジェニファーには彼の実娘であるディラン・ペン。
1992年、全米にショッキングなニュースが流れる。米最大級の偽札事件の犯人であるジョン(ショーン・ペン)が、裁判を前にして逃亡したのだ。彼にはジェニファー(ディラン・ペン)という娘がいた。父の犯罪のいきさつを聞いたジェニファーは、こうつぶやくー「私は父が大好き」。史上最高額の偽札を非常に高度な技術で偽造したジョンとは、いったいどんな男だったのか?父の素顔を知っても愛情は変わらなかった娘との関係とは?
ショーンは、最初に脚本を読んだ時から本作を撮りたいと思っており、さらにこの物語について「家族の繋がりを描く物語に激しく心を揺さぶられた。これはすべての人が、人生に存在する様々な馴染みのあるテーマを見出すことのできる物語だと思う」と讃え、物語への愛着がこれまで取り組んだことのない監督と主演を同時にこなす決断をもたらしたという。
解禁となった場面写真は、娘と父がたどった20年近くにも及ぶ日々を切り取ったもの。ジェニファーとジョンが久しぶりに一緒に出かける姿を捉えたショーンとディランの父娘2ショットシーンをはじめ、ジョンがたったひとりで膨大な枚数の偽札を作っている衝撃的な場面や、ジョンと別居する母とジェニファーたち子どもを気にかけサポートする伯父ベックを演じるジョシュ・ブローリンの姿も捉えている。
この中でひときわ強い印象を残すのが、幼い頃のジェニファーが父に抱えられ甘えている様子を捉えた過ぎし日のひとコマだ。この場面をはじめ過去の時代のシーンは、リアルに描くためにARRIのカメラとヴィンテージのレンズを使い、16ミリのコダック製の在庫フィルムで撮影された。ショーンは「デジタルの画では、時が過ぎゆく人生の美しさが欠けてしまう。だから、デジタルで撮影してレイヤーで映画的な趣を加えるよりも、フィルムを使うことにしたんだ」と説明している。
映画『フラッグ・デイ 父を想う日』は、12月23日より全国公開。