『鎌倉殿の13人』オンベレブンビンバ、正体判明からの一家団らんに涙「切なすぎる…」
小栗旬が主演を務める大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK総合ほか)第37回「オンベレブンビンバ」が25日に放送され、“オンベレブンビンバ”の正体が判明。直後に北条家の団らんが描かれると、ネット上には「切なすぎる…」「号泣」などの反響が巻き起こった。
【写真】ある企みを時政(坂東彌十郎)にけしかけるりく(宮沢りえ) 『鎌倉殿の13人』第37回「オンベレブンビンバ」場面カット
北条義時(小栗)は鎌倉の安寧のために暴走する父・時政(坂東彌十郎)を排除すべく、姉・政子(小池栄子)を幕府の中心に据えた新体制を始動させる。一方、時政を蚊帳の外に置かれ憤慨するりく(宮沢りえ)は権力を奪還しようと画策する。
りくにそそのかされて、源実朝(柿澤勇人)を自らの館へ連行するべく準備を進めていた時政。しかし時政は、りくに「夜までに一つやっておきたいことがある」と告げて館を出ていくと、義時や政子のいる御所を訪れる。時政は「久々に皆で飲もうではないか」と驚く義時や政子を誘うのだった。
実衣(宮澤エマ)や時房(瀬戸康史)も集まり、久々に北条家の面々が顔を揃える。酒に酔いご機嫌な様子の時政は笑顔で「オンベレブンビンバ〜」と何度も唱える。不審に思った政子が「なんて言ってるんですか?」と質問。これに時政は、かつて大姫(南沙良)が教えてくれた“幸運のまじない”であることを明かす。
時政の覚えていたまじないを実衣が「そんなんじゃなかったわよ」と一蹴すると、そこから北条家の面々は大姫のまじないを思い出そうと悪戦苦闘。口々に奇妙なまじないを唱えては笑顔で言葉を交わすのだった。
権力をめぐり骨肉の争いを展開している北条家。そんな家族に訪れた久々の団らんが“オンベレブンビンバ”というコミカルな言葉とともに描かれるとそのギャップに、ネット上には「わちゃわちゃ北条家が見れて嬉しいはずなのに悲しいわ…」「この展開は切なすぎる…」「なんなのもうしんどすぎる」といったコメントや「なんか涙出てきた」「じわじわ泣いてる…」「まさか「オンベレブンビンバ」の回で号泣すると思わんじゃん!」などの声が相次いでいた。