アン・ハサウェイ、『プラダを着た悪魔』の続編はないとコメント「時代が違う」
2006年に公開され、今もファンから愛される映画『プラダを着た悪魔』。続編を期待する声もあるが、主役のアンディを演じたアン・ハサウェイが続編はないとコメントした。
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本作は、ローレン・ワイズバーガーの同名ベストセラー小説を元に、デヴィッド・フランケル監督が映画化したお仕事映画。有名ファッション誌の編集長のアシスタント職についたアンディが、公私の区別なくこき使う鬼編集長の要求にヘトヘトになりながらも、仕事の楽しさに目覚めていく様子が描かれる。鬼編集長ミランダをメリル・ストリープが演じ、アンのほか、エミリー・ブラントやスタンリー・トゥッチらが出演する。
現地時間1日に米ABCのトーク番組『ザ・ビュー』に出演したアンは、『プラダを着た悪魔』の続編について、「実現するとは思えない」と率直に語った。
アンは「続編が出来るかは分からない。ただ、あの映画は違う時代の映画だと思う。今は全てがデジタルだけど、映画で描かれるのはもっと身体を使ってモノづくりを行うことがコンセプトだった。だから全然違うと思う」とコメント。
とは言え、アンはキャラクターたちが今どうしているか考えるのは好きだと明かし、「アンディやエミリー(エミリー・ブラント)が、ミランダにコーヒーを持っていかなければいけないかな、とか、アンディがヨーロッパのどこかにいて、イタリアのレストランにいるスタンリー・トゥッチ(スタンリーはフードドキュメンタリー『スタンリー・トゥッチのイタリア食紀行』に出演)をピックアップするのはどう?とか考えるのはとても心をそそられるわ。だけど実現するとは思えない」と語った。
アンは、違うキャストでリブートする可能性はあるかもしれないと話したが、番組の司会者らはこのアイデアに反対だったようだ。