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ニューヨークに迷い込んだプリンセスの物語のその後―『魔法にかけられて2』おとぎ話風特別映像

映画

映画『魔法にかけられて2』場面写真
映画『魔法にかけられて2』場面写真(C)2022 Disney Enterprises, Inc.

 現在ディズニープラスにて独占配信中の映画『魔法にかけられて2』より、前作『魔法にかけられて』(2007)の映像を交えながら作品をおとぎ話風に紹介する特別映像が解禁された。

【動画】『魔法にかけられて2』おとぎ話風特別映像

 前作『魔法にかけられて』は、アニメーションで描かれたおとぎ話の世界“アンダレーシア”に住む、“王子様との真実の愛のキス”を夢見る主人公ジゼルが、王子の継母ナリッサ女王のわなによって、実写で描かれた現代のニューヨークに迷い込み、真実の愛を見つける物語。夢あふれる世界から、真逆である現代のニューヨークに来たジゼルは、2つの世界の大きなギャップに戸惑いながらも、持ち前の明るさや純粋な心によって幼い娘モーガンを一人で育てる現実主義者の弁護士ロバートと結ばれることとなった。

 それから15年後が舞台となる本作は、そんなジゼルが、ニューヨークから郊外にある田舎町モンロービルに引っ越すところから物語が始まる。新たな生活にウキウキするジゼルだったが、慣れた町から離れることに反対だったモーガンとの溝は深まり、新居は欠陥だらけで踏んだり蹴ったりの毎日。“現実社会”の大変さにうんざりしたジゼルは、ある日“魔法の杖”を手にし、その力を借りることを決心。彼女は幸せな生活を望んである願い事を唱えるのだが…目を覚ますと一緒に暮らすロバートが突然歌い始め、町の人々が踊りだし、モンロービルがまるでおとぎ話の世界に変貌。願った世界に心を躍らせるジゼルだったが、魔法の力はたちまち町や家族に危険を及ぼし始め、優しいプリンセスだったジゼルが、魔法の力でいじわるな継母へと変わってしまう…。

 特別映像は、「昔々、“魔法の王国”ニューヨークで、ジゼルとロバートは恋に落ちました」というナレーションと共に、前作の映像が映し出されるところからスタート。そして「2人の物語には続きがあったのです」という言葉を皮切りに本作の映像が始まり、ジゼルが「願いは…」と杖を手に魔法をかける姿や意地悪な継母になってしまった姿のほか、アニメーションでエドワードが「恐れるな。最後は必ずハッピーエンドだから大丈夫さ」と陽気に語る姿などが描かれている。

 ジゼル役のエイミー・アダムスは、前作に取り組んでいた当時を振り返り「1作目の『魔法にかけられて』の時、私たちは思い切って飛び込んだの。私は、ジゼルのことをどれだけ愛しているか、自分が彼女の精神をどれだけ信じているかはわかっていたわ。それで、どんな作品になるのか、人々に受け入れられるのかよくわからないまま、取りかかったの」とコメント。

 続けて「初めて観客と一緒に(完成作を)観たときは、本当に怖かったのを覚えている。映画の冒頭の方はとても静かだったの。しばらくすると、人々は自分たちが見ているものを理解し始めた。そして、『ハッピー・ワーキング・ソング』の後、観客が私たちと一緒に旅をするようになって、(会場内の)エネルギーが変化したのを覚えている。それは私にとって本当に圧倒される感じだったわ。観客が私がやっていることを理解して、ジゼルの純粋さを理解していることを教えてくれた」と、観客が次第に作品を楽しんでいることを目の当たりにした当時の感動を語る。

 そして「(前作は)私のキャリアで初期の頃だったの。だから、この映画は、多くの意味において、私にとってとても大きな意味があるの。私の人生の今の時点で、また戻ってきて、ジゼルを再演できることにとても感謝してるわ」とコメント。これまで『ナイトミュージアム2』や『マン・オブ・スティール』、『メッセージ』など様々な大作に出演しその演技力が評価されている彼女だが、『魔法にかけられて』は俳優人生の中でとても大事な作品であることを明かしている。

 『魔法にかけられて2』は、ディズニープラスにて独占配信中。

映画『魔法にかけられて2』特別映像<おとぎ話編>

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