天童よしみ&クリス・ハート、映画『湯道』で銀幕デビュー&デュエット披露 キャスト勢ぞろいの最新予告解禁
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俳優の生田斗真が主演を務める映画『湯道』で、歌手の天童よしみ、クリス・ハートが映画初出演。さらに、キャストが一堂に会する、最新予告も解禁された。
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本作は、『おくりびと』(2008年)の脚本を手掛け、ご当地キャラクター「くまモン」の生みの親でもある小山薫堂が、2015年に提唱した「お風呂」について精神や様式を突き詰める新たな道「湯道」を、構想約7年の歳月を経て、本人の完全オリジナル脚本で映画化したもの。
実家の銭湯「まるきん温泉」から飛び出すも、うだつが上がらず舞い戻ってきた主人公・三浦史朗を生田が演じ、史朗と犬猿の仲である弟・悟朗を濱田岳、「まるきん温泉」で働く看板娘・秋山いづみを橋本環奈が演じる。その他、戸田恵子や寺島進、厚切りジェイソン、浅野和之、笹野高史、吉行和子、ウエンツ瑛士、朝日奈央、吉田鋼太郎、夏木マリ、柄本明、小日向文世、角野卓造、生見愛瑠、窪田正孝、さらに梶原善、大水洋介、森カンナ、堀内敬子、藤田朋子、秋山ゆずき、おかやまはじめ、酒井敏也ら豪華キャストが勢ぞろいする。
このたび、音楽界からの出演者が解禁。開店直後の「まるきん温泉」へ一番乗りし、誰もいないお風呂で思い切り歌うことが大好きな常連客・小林良子には、今年、歌手生活50周年の節目を迎えた演歌歌手・天童よしみ。「最初にお話をいただいた時は、“え! 嬉しい!”というのが率直な感想でした」と、普段のステージ衣装からは想像できないカラフルなジャージ姿で映画初出演に挑んだ。銭湯の湯舟では「けんかをやめて」「オンリーユー」と、歌唱を堂々披露。こぶしの効いた歌声を、銭湯いっぱいに響かせる。
そして、刑務所で服役中の受刑者で、出所後のお風呂とコーヒー牛乳を夢見る青年・竜太には、ハートフルな歌声と抜群の歌唱力で人々を魅了し続ける歌手・クリス・ハートが出演。クリスにとって、今作が映画初出演にして初演技。クランクイン前から、何ヵ月間も竜太の気持ちになりきることを意識していたというクリスは、「音楽とは違うリズムでパフォーマンスができ、一生忘れられない素晴らしい経験になりました」と語っている。
天童・クリスのキャスティング理由について、プロデューサーの若松央樹は「お風呂で歌う登場人物には、とにかくハッとするような歌の上手さがあったらといいなと思っていました。親しみやすさがあって庶民的なイメージもあるという意味で、真っ先に天童さんにオファー、さらに、そのデュエットの相手として、歌のジャンルも違った方が、驚きやどんなハーモニーになるのか、自分でも楽しみだと思い、クリスさんにオファーしました」とコメント。2人は物語の重要なシーンで、名曲「上を向いて歩こう」を共に歌唱、銭湯の湯舟も、聴く人の心も震わせる名シーンに仕上がっているという。
「クリスさんとは、以前からご一緒したいと思っていたので、今回念願かなって初めてコラボができました」と語る天童と、「この映画にとって特別な瞬間を一緒に作れたと感じています」と話すクリスの“お風呂デュエット”に期待が高まる。。企画・脚本の小山からも「二人のシーンを観ると、きっと誰もがお風呂でお気に入りの歌を口ずさみたくなるはずです」と称賛している。
さらに、新たな本編映像を使用した、お湯はり完了の“あの音楽”から始まる最新予告も解禁。
銭湯の煙突から中へ入れば、ボイラー室の悟朗(濱田)に、番台に座る看板娘・いづみ(橋本)と、そこにはいつもの「まるきん温泉」の風景が。そんなある日、銭湯を畳もうとする悟朗の兄・史朗(生田)がやってきて一波乱。一癖も二癖もあるお客が“お風呂マイルール”と共に次々登場し、今までに解禁となったメンバーに加え、天童&クリス・ハートもお目見え。しかし、軽快な音楽から一変、爆発音に驚き、顔を見合わせる史朗といづみ。そして、駆け付けた二人の前に、燃え盛る炎の中で横たわる悟朗の姿が…。常連客の堀井(笹野)が呟く、“当たり前の幸せ”の意味とは…。果たして、「まるきん温泉」はどうなってしまうのか―?
映画『湯道』は2023年2月23日より全国公開。