木村拓哉『レジェンド&バタフライ』、“本能寺の変”を捉えた場面写真公開 大切な人との約束を果たそうとする姿に涙
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木村拓哉が主演を務め、綾瀬はるかが共演する映画『レジェンド&バタフライ』より、「本能寺の変」を写し出す新場面写真が解禁された。
【写真】燃える本能寺と信長を捉えた場面写真
東映70周年記念を冠し、総製作費20億円の壮大なスケールで日本史上の“レジェンド”織田信長と、謎に包まれたその正室・濃姫(別名“帰蝶”)の知られざる物語を描く本作。主人公・織田信長役を木村、信長の正室・濃姫役を綾瀬が務める。脚本には古沢良太、監督には大友啓史。共演キャストに宮沢氷魚、市川染五郎、音尾琢真、斎藤工、北大路欣也、伊藤英明、中谷美紀らが顔をそろえる。
ついに公開された本作で特に話題を集めているのが、信長の最期としてこれまで数多く描かれてきた「本能寺の変」のシーンだ。
1582年6月2日。信長が信頼を置いていた家臣・明智光秀が一万三千もの大軍を率いて、京都にある本能寺に宿泊中の信長を急襲、対抗しきれないと悟った信長が寺に火を放ち自害したのは、あまりにも有名であり、多くの作品で映像化されてきた。
本作は信長と濃姫の政略結婚という最悪の出会いに始まり、戦国の荒波にもまれながらも次第に固い絆で結ばれ、一つの夢を共に生きていく姿が描かれる。そんな二人を待ち受ける「本能寺の変」。信長は濃姫との約束を守るため、なんとしてでも彼女の元へ帰ろうとする、これまでにない「生きること」に執着する姿が映し出されている。
敵兵が攻め込んでくるところから信長の最期まで、撮影は丸4日間かけて行われた。日を追うごとに木村の衣装の血のりが増え、本能寺のセットは炎に包まれて焼け落ちていく。本番一発勝負のシーンも多く、緊張感に包まれた4日間。大友監督は「(濃姫との約束を果たすために)泥まみれになりながらも生きる活路を探し、最後まで足掻くアクションにしたい」とオーダーを出した。
信長を演じた木村は「撮影が進んでいくことで、表現する身として彼の一面がまた一つ終わってしまうという感覚がありました。終わりを迎える瞬間は悲しさとか辛さとは少し違う、非常に切ないものがありました」と撮影を振り返った。
脚本を担当した古沢も本能寺の変について、「やはりクライマックスは一番楽しみです。何度も描かれてきた本能寺の変を、どう見せたら新しくなるのか、この作品らしくなるのかを悩みながら作りました。自分としてはなかなか良い終わり方ができたんじゃないかと思っていますし、何より木村さんと綾瀬さんが魂を込めた二人の最後は、必見だと思います」と自信を見せた。
織田信長は最愛の人“濃姫”との約束を守ることができたのか…? 優秀な家臣であった“明智光秀”はなぜ謀反を起こしたのか? そして、美しき小姓“森蘭丸”の美しき死に様は? その全ての答えが詰まったラスト20分となっている。
2月15日19時15分からは、主演の木村と監督の大友啓史が、公式SNS上で実施している期待・感想投稿キャンペーンの参加者たちとのオンライン・ファンセッションが開催される。その模様はYoutubeで生配信される。
映画『レジェンド&バタフライ』は、全国公開中。