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<アカデミー賞>『エブエブ』ミシェル・ヨーが主演女優賞! アジア系として初の快挙

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<アカデミー賞>『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』ミシェル・ヨーが主演女優賞
<アカデミー賞>『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』ミシェル・ヨーが主演女優賞(C)2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.

 日本時間3月13日、第95回アカデミー賞授賞式が米ロサンゼルスのドルビー・シアターにて開催され、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でカンフーで世界を救う“フツーのおばさん”を演じたミシェル・ヨーが、アジア系初となる主演女優賞に輝いた。

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 ミシェルは、1962年マレーシア生まれ。1983年にミス・マレーシアに選ばれた翌年、サモ・ハン・キンポーに見出されて『デブゴンの快盗紳士録』で映画デビュー。ジャッキー・チェン主演の『ポリス・ストーリー3』(1992)などで香港を代表するアクションスターとなる。1997年の『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』でハリウッドデビューを果たし、以来国際的に活躍。

 アン・リー監督の『グリーン・デスティニー』やアウンサンスーチーに扮した『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』、大ヒットを記録した『クレイジー・リッチ!』、マーベル映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』など、幅広い作品に出演。この後はジェームズ・キャメロン監督の『アバター3』の公開が控える。

 これまで数多くの作品で活躍してきたが、アカデミー賞ノミネートはこれが自身初。アジア系として初の主演女優賞獲得の快挙となった。

 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』 は、「マルチバース」と「カンフー」が融合した世界観で、壮大なSFアクションとファミリードラマを描く作品。新進気鋭の製作・配給スタジオA24が手掛け、全世界興収1億ドルを突破、同スタジオ史上No.1のヒットを記録した。

 本年度ゴールデン・グローブ賞では主演女優賞、助演男優賞の主要2部門を受賞。アカデミー賞では、作品賞、監督賞、主演女優賞を含む、最多の10部門11ノミネートを獲得した。

<第95回アカデミー賞主演女優賞:候補一覧(★が受賞者)>
ケイト・ブランシェット『TAR/ター』
アナ・デ・アルマス『ブロンド』
アンドレア・ライズボロー『To Leslie(原題)』
ミシェル・ウィリアムズ『フェイブルマンズ』
★ミシェル・ヨー『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

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