天海祐希×松下洸平『合理的にあり得ない』追加キャストに白石聖、中川大輔、丸山智己、仲村トオル
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天海祐希が主演を務め、松下洸平が共演する4月スタートのドラマ『合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~』(カンテレ・フジテレビ系/毎週月曜22時)の追加キャストとして、白石聖、中川大輔、丸山智己、仲村トオルの出演が発表された。
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柚月裕子のミステリー小説『合理的にあり得ない 上水流涼子の解明』を実写化する本作は、天海演じる頭脳明晰(めいせき)で変装の達人の女探偵・上水流(かみづる)涼子が、松下演じるIQ140の相棒・貴山伸彦とタッグを組み、さまざまな依頼を超大胆な方法で解決していき、不条理がまかり通る現代の“あり得ない”敵を“あり得ない”手段で葬るエンターテインメント。
白石が演じるのは、諫間慶介(仲村トオル)の娘で、名門の綾目女子大に通う諫間久実(げんま・くみ)。大企業の社長で厳格な父に対して遅めの反抗期を迎えていて、自分の行動にいちいち口を挟む父を嫌っている。お嬢様育ちのため、人をすぐに信じてしまう性格で、ある依頼をきっかけに涼子と出会うことになる。
中川が演じるのは、貴山(松下)の古い友人で、新宿・歌舞伎町にたむろする裏社会の住人・有田浩次。半グレや暴力団とは一線を画す、若者たちの独自の自警団のようなグループを形成し、その若きリーダー。貴山が上水流エージェンシーに入った後は、裏社会の情報や人員の協力を行っている。
丸山が演じるのは、警視庁の相談センター窓口に勤める元刑事・丹波勝利。かつて捜査一課で涼子の傷害事件の捜査を担当し、警察内で唯一、涼子の無実を信じ、味方となったため相談センターに異動させられる。ダーティハリーを尊敬し、涼子たちにさまざまな依頼を仲介している。
仲村が演じるのは、総合商社・諫間グループの社長・諫間慶介。妻が他界してから、娘の諫間久実と二人暮らし。涼子の父は、諫間の父が社長の頃から諫間グループの顧問弁護士を務めており、2代目の社長となった諫間も涼子の卓越した能力を認めており、弁護士顧問を任せていたが、傷害事件を機に解雇。その決別をきっかけに、涼子との関係は断絶している。ビジネスに関しては、常に冷静冷酷な人物。
白石は「私が演じる諫間久実は、世間知らずな一面もあるお嬢様ですが、涼子さんに対しては忠犬を意識しながら演じています。表情がコロコロ変わる、喜怒哀楽が分かりやすいような女の子にできたら愛らしいかなと思っているので、ぜひ着目していただけたらと思います。そして衣装が毎回かわいいので、そこも楽しみにしてください!」とコメント。
中川は「僕が演じる有田浩次は、歌舞伎町にたむろする裏社会の若きリーダーです。チャラチャラしていて乱暴な部分もありますが、人をカテゴリー分けせず、本来の姿を見る自由な心を持っています。ニコニコと愛きょうある表情から一変、キレさせたら恐い一面もあるので、役の幅の広さを全話通して大切に演じていきたいと思っています」と意気込みを。
丸山は「役どころとしては映画『ダーティハリー』に憧れる元刑事という、かなりクセ強めな役です。どこから手をつけていいかわからないので、とりあえずダーティハリーのDVDは全部買いました。天海さんの海のように深い懐と、レジェンドぞろいのスタッフさんと、そして松下くんのピュアで誠実なお芝居に助けていただきながら、思いっきり楽しみたいと思います」と言葉を寄せた。
仲村は「今回の役は、父が創業者の2代目社長で、現状維持では負け、相当成長しないと認めてもらえないという恐怖心にも似たプレッシャーの中で生きてきた人のような気がしています。育った環境は、その人の生き様や会社の経営方針にも大きく影響すると思いますが、そういう血の通った人間臭さも出していきたいです。現実世界で、心地良くないと感じたり、日々、嫌なことが起こっても、このドラマを見ていたら忘れられた!と思っていただけるような作品にできるよう頑張ります」と語った。
ドラマ『合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~』は、カンテレ・フジテレビ系にて4月より毎週月曜22時放送。