『特捜9』井ノ原快彦、侍ジャパンWBC優勝に「たくさんの夢をありがとう!」
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井ノ原快彦が主演する4月5日スタートのドラマ『特捜9 season6』(テレビ朝日系/毎週水曜21時)の制作発表会見が行われた。会見で侍ジャパンの激闘を称賛していた井ノ原は、改めてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での日本優勝を受け、「14年ぶりの優勝。おめでとうございます。大きな力をもらいました! テレビを通して、日本中がひとつになった瞬間がありました。子どもたちだけでなく、大人たちにもたくさんの夢をありがとうございました。撮影現場でも勝手に祝杯をあげたいと思います」と歓喜のコメントを寄せた。
【写真】井ノ原快彦主演、Snow Man・向井康二ら共演『特捜9 season6』メインビジュアル
会見には井ノ原をはじめ、羽田美智子、吹越満、田口浩正、深川麻衣、中村梅雀ら警視庁刑事部捜査一課特別捜査班のメンバーが出席。
侍ジャパンの戦いを全試合見たという梅雀が「侍ジャパンの投手のレベルってスゴイ! そして“打つぞ!”という場面での、ヌートバー選手からのつながりが最高にしびれました」と興奮さめやらぬ表情で健闘をたたえ、井ノ原も「イタリア戦で村上宗隆選手が二塁打を放ったとき、大谷翔平選手がすごい笑顔で迎えたでしょう。耐えて耐えて結果を出したとき、先輩からあんな笑顔で迎えられたら次も頑張ろうと思うはず。すごく勉強になりましたね」と侍ジャパンの勇姿から大きな刺激を受けたことを告白した。
一方、“主任”浅輪直樹役の井ノ原は本作の『season6』での“進化”について、「一般的に役柄は成長しないことが多いですが、『特捜9』では年々キャラクターも成長してきた気がします。今年もさまざまな状況の変化があるので、昨年とはまた違った浅輪直樹をお届けできると思います」と宣言。村瀬(小宮山)志保役の羽田も「今年は“老舗”でありながらも新しく変化していこうという約束のもとに脚本や映像も進化。作品が新しくなったことを実感しています」とシリーズの成長を強調した。
会見の中盤では、深川演じる由真が“特捜班2年目”というシチュエーションにちなんで、入社2年目のテレビ朝日社員から寄せられた悩みに答える相談コーナーも。ところが、集まった相談の中に、深川同様、昨シーズンから加わった若手警察官・三ツ矢翔平を演じるSnow Man・向井康二の悩みが紛れこんでいた。
向井は「大人気シリーズにまたチームの一員として参加できること、すごくうれしいです」と喜びを明かしつつ、「(劇中で)僕が使っているタブレット、最新のものに変えられませんか? 重たくて、手がプルプルしてしまいます(笑)」という相談を寄せたが、井ノ原は「田口さんは『9係』以来17年間、同じ手帳を使っているので、2年目ではまだまだ。プルプルしないように筋トレしてほしい」と、その提案を一蹴。しかしながら「彼も本当に続投を喜んでいて、初日もすごく張り切っていました。衣装合わせをするたびに僕に写真を送ってくるので“今年も頑張ろうね”みたいなやり取りをしています」と、後輩との心温まるエピソードを披露。羽田も「向井くんはいつも一生懸命なので、“もうちょっとこうしてみたら?”と、ついお節介を焼きたくなっちゃう」と目を細めて語っていた。
そして、『season6』の主題歌が20th Centuryの新曲であるミディアムバラード『あなたと』に決定したことも発表。井ノ原は「主題歌も木曜日から週末に向けて頑張るぞ、という気持ちになれるような楽曲を作ったつもりです。今年も一同、みなさんの明日への活力になればいいなという気持ちで取り組んでいますので、水曜9時はぜひ『特捜9』をご覧いただきたいですね」とメッセージを寄せた。
ドラマ『特捜9 season6』は、テレビ朝日系にて4月5日より毎週水曜21時放送。
登壇キャストのコメント全文は以下の通り。