細谷佳正、DC作品の徹底した情報漏洩対策を明かす アフレコも「肝心なところ全部モザイク」
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声優の細谷佳正が1日、都内にて開催された映画『ザ・フラッシュ』“超速”試写会トークイベントに、お笑い芸人の藤本敏史(FUJIWARA)、こがけんと共に出席。本作のアフレコ収録の裏話を語った。
【写真】DC作品アフレコの苦労を告白した細谷佳正
本作は、時空を超えてDCヒーローたちが交錯する超速タイムループ・アドベンチャー。時空を超えて現在・過去2人のフラッシュ、スーパーガール、バットマンなど、豪華ヒーロー達が大集結する。
藤本とこがけんは、地上最速ヒーローであるフラッシュのコスプレ姿で登場。藤本は「今、100メートル走ったら10秒切れるんちゃうか」とフラッシュになりきったが、こがけんは「普通に足速いけど、超速でもなんでもないですけど」とツッコミを入れた。
その後、フラッシュことバリー・アレンの日本語吹き替え声優を担当した細谷が登場。細谷は「通常、2時間くらいの主人公を吹き替えるってなると、時間が掛かっても6時間くらいで終わるんです。この『ザ・フラッシュ』に関してはバリー・アレンが2人出てくるので、丸2日掛かりました。通常、こんなに時間が掛からないです」と収録を振り返った。
また「アフレコの初日に、アメリカの方に2人のバリー・アレンが絡んでいるシーンを送って、精査してもらわなければいけなかったんですよ」と裏話も告白。「それでもしダメだったら突き返されちゃうんですって。『これじゃダメだ』って言われちゃうんですよ」と苦労を明かした。
さらに、「ここ(試写会)までくるのに情報を漏洩しないように守られてるんです。僕らがアフレコする映像っていうのは、肝心なところ全部モザイクなんです。しかも白黒なんですよ。口とか表情とかだけ見えてるみたいな。で、画面の真ん中にDCって書いてあるんです」と収録時の様子を報告。
続けて「音響監督に『関係者試写があるので、そこで色がついたのが見えるから、細谷くん絶対に見といたほうがいい』と。『それを見ておかないとこの映画わからない』って言われて。それを見た時に、一視聴者として映画を楽しんで。その時に初めて『この映画楽しいな』って。かなり面白かったですね」と試写で初めて映画を楽しむことができたとぶっちゃけていた。
映画『ザ・フラッシュ』は、6月16日より日米同時公開。