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映画のレイティングも変えるきっかけに!? 『インディ・ジョーンズ』一度見たら忘れられないインパクト満点のシーンを振り返る

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映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』場面写真
映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』場面写真(C)2022 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.

 映画「インディ・ジョーンズ」シリーズ最新作にして、ハリソン・フォードが主人公インディを演じるのは最後となる『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が、6月30日に全世界同時公開となる。公開を前に、本作の魅力の一つと言っても過言ではない、一度見たら忘れられないようなインパクト満点の演出について振り返ってみよう。

【写真】ヘビ地獄! 「レイダース 失われたアーク《聖櫃》」より

 「インディ・ジョーンズ」は、考古学者にして冒険家の主人公インディ・ジョーンズが秘宝を求めて世界中を飛び回りながら、様々な危険や謎に立ち向かい冒険を繰り広げていくアドベンチャー・シリーズ。最新作では、“人類の歴史を変える力”を持つ究極の秘宝を巡り、考古学者にして冒険家のインディが因縁の宿敵、元ナチスの科学者フォラーと全世界を股にかけて陸・海・空と全方位で争奪戦を繰り広げる。

 「インディ・ジョーンズ」シリーズには、記憶にしっかりと刻まれるようなインパクトがありすぎるシーンが随所に盛り込まれており、そんなシーンの数々もこのシリーズを楽しむ醍醐味の一つとも言える。

 『インディ・ジョーンズ/レイダース 失われたアーク《聖櫃》』では、クライマックスで聖櫃から飛び出てきた精霊たちによって、皮膚がただれたり、破裂したりするなど衝撃的なシーンによって、神の力を手に入れようと画策したナチス軍の恐ろしい顚末(てんまつ)を表現してみせた。

 また、シリーズの中でもインパクトの強いシーンが多い『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』では、大量の虫の登場が印象的。加えてヘビの詰め物料理や巨大な甲虫の料理、さらに目玉のスープや猿の脳みそのシャーベットなど、強烈すぎる品々の登場は、インディが対決した邪悪な教団の常軌を逸した異常さを最大限に表現。

 この『魔宮の伝説』の公開のタイミングが、これまた見たら忘れられないような映画『グレムリン』の公開と重なったこともあり、アメリカ映画協会(MPAA)で従来設定されていた13歳未満の鑑賞には親の同伴および指導が必要という意味の区分【PG‐13】を作るきっかけになったとも言われている。

 「インディ・ジョーンズ」シリーズではその後、『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』でも、ヘビやネズミ、虫などがここぞというところで登場するなど、強烈なシーンが作品の一つの特徴にもなっている。

 そんな、強烈なインパクトを残しがちな「インディ・ジョーンズ」シリーズも、最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』がいよいよ集大成。ロマンたっぷりな冒険活劇とスリリングなアクションだけでなく、観客の記憶と心に強いインパクトを与える演出が、また見られるのだろうか。

 映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』は、6月30日より公開。

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