『戦国妖狐』来年1月より全3クールでアニメ化 斉藤壮馬、高田憂希らキャスト発表
人間嫌いの仙道と人間好きの妖狐が乱世の悪事を正す戦国バトルファンタジー漫画『戦国妖狐』のテレビアニメ化が決定。2024年1月より、第一部「世直し姉弟編」、第二部「千魔混沌編」の全3クールで放送される。併せてイメージビジュアル、イメージPV、メインスタッフ、キャストクレジットが発表された。
【動画】仙道と妖狐の戦国バトルファンタジー『戦国妖狐』イメージPV
原作は、2008年から2016年まで「月刊コミックブレイド」(マッグガーデン)にて連載された、水上悟志による戦国バトルファンタジー。人間好きの妖狐・たまと人嫌いな仙道・迅火の “義姉弟”が、乱世にはびこる人を喰う闇(かたわら)と戦う物語を描く。
監督を相澤伽月、シリーズ構成・脚本を花田十輝を、キャラクターデザインを奥田陽介、音楽をEVAN CALL CALL、制作をWHITE FOXが担当する。
妖狐・たまと義姉弟となって共に旅をする人間嫌いの仙道・迅火を演じるのは斉藤壮馬、200年以上を生きる人間好きの妖狐・たまを演じるのは高田憂希。このほか、武者修行の武芸者・真介役で木村良平、人間離れした霊力を持つ霊力強化改造人間・灼岩役で黒沢ともよ、第二部の主人公・千夜役で七海ひろき、千夜の友達・月湖役で内田真礼らが出演する。
斉藤は、「もともと原作の、というより水上先生の漫画が大好きでして、オーディションのお話をいただいたときは本当に嬉しかったです。バトルあり、ドラマあり、コメディあり、涙あり と漫画のワクワクがすべて詰まっていると言っても過言ではないこの作品に、声優として関わることができて心から幸せです!」と喜びを明かす。
高田は「200 年以上生きているたまが見てきた戦国の世。冷静に、時に情熱的に声を上げ、世直しへ励む姿がとてもかっこいい妖狐。精一杯演じたいと思います。水上先生の描くキャラクター達はメインはもちろん、一話だけ登場する子まで本当に魅力的で、原作を読み進める手が止まりませんでした」と語っている。
原作者の水上は、「なんとアニメ化3作品目でございます。ありがとうございます。2016年と、結構前に全17巻で完結したちょっと長いお話なのですが、なんとこちらも原作の最初から最後までアニメ化していただけるとのことです。重ねて感謝申し上げます」とコメントしている。
解禁されたイメージPVは、世の中の悪事を正す“世直し姉弟”たまと迅火をはじめ、真介、灼岩らのアクションシーンを盛り込んだ迫力のある映像になっている。イメージビジュアルに描かれているのは、秘術「精霊転化」で闇へと近い精霊体になった迅火。なお、アニメロゴは日本現代アート協会会長を務める書家・憲真が執筆している。
テレビアニメ『戦国妖狐』2024年1月より放送(全3クール)。