落合モトキ&あのちゃんが“深海”のようなAR世界に 『鯨の骨』第2弾ポスター公開
落合モトキとあのがダブル主演する映画『鯨の骨』より、第2弾ポスタービジュアルが解禁された。リアルとバーチャルの境界が曖昧で先が見えない深海のようなAR世界を、落合&あのが浮遊する姿が写し出されている。
【動画】主題歌はあのが作詞・作曲 映画『鯨の骨』本予告
本作は、『ドライブ・マイ・カー』『ガン二バル』の脚本を手掛けた大江崇允の監督作。リアルとバーチャルが混濁する現代の寄る辺なさを、ミステリアスな迷宮ファンタジーに昇華させた。
結婚間近だった恋人と破局した不眠症の間宮は、マッチングアプリで唯一返信をくれた女子高生と会うが、女子高生は間宮のアパートで自殺してしまう。うろたえて山中に埋めようとするも、気がつけば死体は消えていた。間宮はARアプリ「ミミ」の中で、死んだ女子高生とうり2つの少女“明日香”を発見する。彼女の痕跡を追いかけるうちに、現実と幻想の境界が曖昧になっていく間宮。いったい“明日香”とは何者なのか?
第2弾ポスタービジュアルは、切ない表情で正面を見つめる間宮(落合)と、真っ赤なワンピースが印象的な明日香(あの)の姿を捉えている。
海の底には、“鯨の骨”の栄養を求めて群がる魚たちがいるという。ARアプリ「ミミ」の中で“明日香”をさがす人々も、半バーチャル世界の底に潜り込み、ほのかな光を求めて集まってくる。誰もが確実ななにかを欲しながら、見つけられずにいる時代の不安定さを反映しながら、ときに切実に、ときにユーモラスに展開する“少女探し”。気がつけば、遠い他人ごとに思えていた“間宮”や“明日香”と自分とのリンクが見えてくる。
そんな作品の世界観を表すように、海のちりのような青白い光の粒子が浮かび上がる深海のような暗闇の中で、挑発的な表情の“明日香”と戸惑いと切なさを感じさせる表情の“間宮”の2人がたたずむむ印象的なビジュアルとなっている。
また、8月25日より、ムビチケオンライン(デジタル鑑賞券)が発売開始となる。
映画『鯨の骨』は、10月13日より全国公開。